...苟も議員の一人として陛下の御召集を受けて何番の席を涜す以上は...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...母の幻影の冒涜(ぼうとく)されることを歎いて父を恨んだ滋幹...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...これは涜職者(とくしょくしゃ)を出すから小学校長を全廃せよ...
寺田寅彦 「学位について」
...許すべからざる冒涜であるかのようである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...涜神(とくしん)の名を取るよりも自分の思想の滅亡を好んだのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...冒涜(ぼうとく)とさえも思われた――しかもその他人を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...涜盧は唯一にして古の大良州郡...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...壺の中には冒涜を迎へて...
中原中也 「在りし日の歌」
...冒涜(ぼうとく)的な猛々しい顔をヌッと出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...血も出てゐない」「もう少し念入りに調べて見なきや――」町役人と下つ引達が冒涜的(ぼうとくてき)に眼を光らせながらさゝやきます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蚊帳(かや)と線香と桑原(くわばら)の呪文(じゅもん)で表象される迷信的な江戸っ子が、大雷鳴、大夕立の真っ最中に、冒涜的な言動、――わけても人殺しなどという、大それたことをやりそうもないことは、容易に想像され得ることで、此処で起った大雷鳴の真っ最中の犯罪が、どんな意味を持つかと言うことは、此事件の重大な鍵(キー)の一つになるのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浜子の芸術を冒涜(ぼうとく)するということを...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...芸術の冒涜もまた...
正岡容 「我が圓朝研究」
...もう一つは医者から坊主への間に立ち入るという意味での神聖の冒涜であるが此非難は今では余程古い思想の持主でなければ之を聞かない...
森於菟 「屍体異変」
...冒涜(ぼうとく)するものだということを年が経つにつれてわかってきた...
山本周五郎 「いさましい話」
...新田開発の事業で資材関係の涜職(とくしょく)問題が起こり...
山本周五郎 「竹柏記」
...芸術の守護神を冒涜する事を専門とする反逆芸術である...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...だから急に、査涜を攻めれば、王朗はだまって見ておられまい」「ごもっともです」孫策は、叔父の説をいれた...
吉川英治 「三国志」
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