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饗庭篁村 「木曾道中記」
...涎(よだれ)を切(き)つて...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...麝香と竜涎香の手紙は...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...もう五十の涎食(えんしよく)をすました作家とは一寸思はれないやうな作家である...
田山録弥 「社会と自己」
...これを語って人をして垂涎(すいぜん)三尺たらしむるには...
永井荷風 「十六、七のころ」
...仏蘭西人(フランスじん)が極(きま)ってServiette(セルヴィエット)を頤(おとがい)の下から涎掛(よだれかけ)のように広げて掛けると同じく...
永井荷風 「妾宅」
...路傍(ろぼう)の淫祠に祈願を籠(こ)め欠(か)けたお地蔵様の頸(くび)に涎掛(よだれかけ)をかけてあげる人たちは娘を芸者に売るかも知れぬ...
永井荷風 「日和下駄」
...あたしは涎を流して羨ましそうに眺めていたという...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...彼の首にはちやんとビロウドの縁のついた涎掛がつけてあつた...
原民喜 「雲雀病院」
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二葉亭四迷 「浮雲」
...三田は涎のたれさうな厚唇のあつたかみの殘つてゐさうなのに辟易したが...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...その天産物に涎(よだれ)を流して働きかけている白人連中の勢力を探っていたんです...
夢野久作 「女坑主」
...涎(よだれ)がダラダラと袴へ落ちた...
夢野久作 「近世快人伝」
...涎(よだれ)が垂れそうだ...
夢野久作 「一足お先に」
...二千三千の賞金などは垂涎(すいぜん)にも価しなかった...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...そこらに材木をおろしている牛車の牛も涎(よだれ)をたらして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...涎(よだれ)をながして眠っている見つけない人間をも見出し...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「いくらなんでも三十スウの涎掛(よだれか)けに飾り花をつけて...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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