...涎(よだれ)を切(き)つて...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...此(この)牛はきょうにかぎらずいつでもはみかえしをやる度に涎(よだれ)を出すのはきまって居るのだ...
伊藤左千夫 「牛舎の日記」
...その上には彼の脣から止めどもなく流れだす涎(よだれ)でもって...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...また部厚い和紙綴じの調書の上に涎の宝石を作るよりは助かるので...
海野十三 「深夜の市長」
...いくらか涎(よだれ)を吸い気味にいろんなことを話しかける...
田畑修一郎 「石ころ路」
...路傍(ろぼう)の淫祠に祈願を籠(こ)め欠(か)けたお地蔵様の頸(くび)に涎掛(よだれかけ)をかけてあげる人たちは娘を芸者に売るかも知れぬ...
永井荷風 「日和下駄」
...ああ涎(よだれ)が……」「たわけ者!」五十嵐から小突きまわされて...
中里介山 「大菩薩峠」
...」狡猾相(かうくわつさう)な主人は涎(よだれ)を流さん許りの表情を隠し得ずにかう云ひ乍ら彼の顔色を覗つた...
長與善郎 「青銅の基督」
...阿伽桶(あかをけ)で涎を三度も掻い出した」「嘘を吐(つ)きやがれ」「屋敷へ歸ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...涎(よだれ)が流れさうで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...日本の出版屋にとって涎(よだれ)の垂れる記録である...
服部之総 「福沢諭吉」
...次第にそれが裸身になつてゆく態を眺めて涎を流してゐるヘロデの※々大王であつた...
牧野信一 「サロメと体操」
...後頭部を椅子の角へ凭せかけて口から涎を流している...
松本泰 「日蔭の街」
...」流れかかった涎(よだれ)を慌てて吸い上げると...
矢田津世子 「罠を跳び越える女」
...……机の上に鼻息だか涎(よだれ)だか知れない水溜(みずたま)りが出来るくらい熟睡するんだ...
山本周五郎 「陽気な客」
...まず涎をたらすことから教え始めた...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...今の林君の話のスカン何とかチュウ処の鯨よりも日本の鯨の新婚旅行の涎の方が何層倍...
夢野久作 「近世快人伝」
...思わず涎(よだれ)を垂らす時のように...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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