...彼女は消極性が強くて、新しいことに挑戦しようとしない...
...彼の消極性によって、プロジェクトが遅れてしまった...
...その人の消極性によって、チャンスを逃すことになった...
...彼の消極性が明らかになり、プロジェクトから外された...
...彼女は自分の消極性に悩んでいる...
...とにかくその消極性は言語に絶するものがあるやうに思はれる...
太宰治 「お伽草紙」
...とにかくその消極性は言語に絶するものがあるやうに思はれる...
太宰治 「お伽草紙」
...能動的な把握であっても或る受動性(消極性)は有つ...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...創造の積極性に較べて批判の消極性が気がひけるからだろう...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...なる程その否定性と消極性との故にカント的「批判」を批難するものは...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...直ぐ様夫の消極性を意味するだろうか...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...そしてそれが文学活動そのものの消極性となって現われているということ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...インテリゲンチャ――社会に於ける知能分子の――積極性と消極性とになるのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...初めからインテリのこうした積極性と消極性との本質が横たわっていたのであるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...彼の根元的な消極性及び印象過敏性の一方に積極的な性質を認めると共に...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...消極性には反つて積極的な微細な光りがあるんだ...
牧野信一 「吾家の随筆」
...消極性を少なからずもっている...
宮本百合子 「新たなプロレタリア文学」
...いわゆる家庭的と総称されて来ている娘たちの方を妻として安心に思う消極性によってしまう...
宮本百合子 「異性の友情」
...Kの殿様的我ままの消極性も似ていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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