...彼女の消息通を知っている人は多い...
...仕事上、重要な消息通を見逃さないように気をつけている...
...彼がいない間、彼女からの消息通はなかった...
...消息通が途絶えると心配になることがある...
...毎週、ウェブサイトの最新情報を、メールでの消息通として配信している...
...消息通を以て自ら任じている...
芥川龍之介 「沼地」
...餘り面目に關する如き字句を修正したりとさへ消息通の間に傳へられ居れば所謂前内閣系の野心家が遠からず何等かの形式によつて現内閣の運命を威嚇するに至るべく而して其時期は蓋し第二十四議會閉會と同時なるべしとは多數の觀察者の一致する所に候...
石川啄木 「雲間寸觀」
...今は劇評家兼花柳界消息通になつて滿足してゐると云ふ大熊緑紅が來る...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...某消息通は語れり...
林不忘 「安重根」
...之に対して外務省当局や消息通が...
戸坂潤 「社会時評」
...坊間の消息通から聞いたのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...僕(ぼく)は消息通(せうそくつう)の一友(いう)と連(つ)れ立(た)つて上海(シヤンハイ)の町(まち)をさまよひ歩(ある)いた...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...」とは或(あ)る向(むか)うの消息通(せうそくつう)が僕(ぼく)に聞(き)かせた詞(ことば)だが...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...消息通らしい芦名兵三郎の声です...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...記者はさも消息通らしい筆つきで書いてゐるのが寧ろ氣の毒な程愛嬌であるけれども...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...這個(しゃこ)の消息通をもって任じながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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