...父の自慢の蓬茶(よもぎちゃ)という香ばかり高くて味の悪い蓬の熱い浸液(しんえき)をすすりこんで中座した...
有島武郎 「星座」
...洪水浸(みずびた)しの米ばかり残っていて...
犬田卯 「米」
...浴槽に浸つて居ると...
寺田寅彦 「伊香保」
...影に浸され光に震えている無窮の空間であって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ひとり温泉の中に仰向けになって悠々(ゆうゆう)と浸って...
中里介山 「大菩薩峠」
...もはや夜も昼も津田式飛行機製作所に入浸りの有様で...
中里介山 「大菩薩峠」
...更に水に浸して置いた鍵の手で掻き出す...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...長く延び過ぎた髪を冷水に浸した...
夏目漱石 「それから」
...文鳥は軽い足を水入の真中に胸毛(むなげ)まで浸(ひた)して...
夏目漱石 「文鳥」
...三人は胸まで浸って進みました...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...瓢々斎が上半身浸(ひた)っているのを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...遊女崇拜が藝術の世界にまで浸潤(しんじゆん)して來た幕府時代には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それが堪へがたい酷暑の後でひとしほと身に浸みるやうであつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...モミの布片(きれ)へ包んで味淋(みりん)へ浸してあるからモミの染色(そめいろ)が一所(いっしょ)に流れて来た...
村井弦斎 「食道楽」
...黒松に浸み入った山気をひとり吸いとって寂然と静かなのが...
横光利一 「旅愁」
...障子紙の和やかさにのみ浸つては居られない...
吉川英治 「折々の記」
...言葉にならずに全身に浸み巡つたのである...
若山牧水 「樹木とその葉」
...力強く浸透しているけれども...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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