...自分等が悲惨な境遇を訴えるという悲壮感に自らに浸っていたことに気がついた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...やわらかい霊光の無我の境地に浸って...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...朝から晩まで酒に浸(ひた)つてゐたものと見て差支(さしつかへ)なからう...
薄田泣菫 「茶話」
...彼を戀に浸つてゐるやうな氣持にさせたばかりか...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...はたして水は一滴も浸みてはいなかったが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...浸水の度やその耐圧度とか...
寺田寅彦 「物理学の応用について」
...其内親分がある寡家(ごけ)に入り浸(びた)りになって...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...地道に大衆の身辺に浸潤する時期なのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...山田は妙に瞑想的な気持に浸っていった...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...寒さが浸(し)み込んで来るかと思われるくらいだのに...
夏目漱石 「門」
...またお常の茶屋へ入り浸りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たゞ一と粒種の三河屋の希望を喪(うしな)つた悲みに浸り切つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...浪が高くなって甲板上の開いた船艙(ハッチ)から浸水し...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...「行くこと」の恍惚にだけ浸つて...
牧野信一 「公園へ行く道」
...常にその高地に対しては浸蝕を...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...極樂の花と幼時より浸潤しをるから...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...田地の全面積を浸して余りがあるからである...
柳田國男 「地名の研究」
...水に浸すこと四五日の後...
柳田国男 「木綿以前の事」
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