...海驢(みち)の皮の疊八重一一を敷き...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...海驢(あじか)の皮八枚を敷き...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...直前(すぐまへ)に腰を掛けてゐる海驢(あしか)のやうな顔をした海軍大尉が...
薄田泣菫 「茶話」
...それが海驢(あしか)というものであり...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
......
武田祐吉 「古事記」
...これは海驢、海馬などいう名が支那にも欧州にもあるごとく、遠見あたかも馬様に見える海獣(例せばセイウチ)の脚が鰭状(ひれじょう)を成して後ろを向きいるから言い出たであろうが、妖鬼の足が後ろ向きという事諸国に一汎で、たとえば『大宝積経』十三に、「妖魅反足の物」、百九に、〈地獄衆生、その足反りて後ろに向く〉、『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』の戯曲(じょうるり)に、熊野詣りの亡者あるいは逆立ち後ろ向き、これは今もこの辺で言う...
南方熊楠 「十二支考」
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