...今日は海潮が強くて、海で泳げなかった...
...海辺でお祭りがあると、海潮の干満を楽しんで遊ぶことができます...
...海潮の音が聞こえる、静かな場所で読書するのが好きです...
...「海潮」という言葉はどこか詩的で美しいですね...
...すばらしい海潮を見たくて、ただひたすら遠くの海岸へ旅立ちました...
...梵音海潮音(ぼんおんかいちょうおん)...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...「海潮音」の訳者上田敏をもやはり古典主義者と呼ばなければならぬ...
芥川龍之介 「人及び芸術家としての薄田泣菫氏」
...獅子舞歌海潮音 序巻中収むる処の詩五十七章...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...明治三十八年初秋上田敏海潮音燕の歌 ガブリエレ・ダンヌンチオ弥生(やよひ)ついたち...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...光を仰ぐ大衆(たいしゆう)の大叫喚(だいけうくわん)の海潮音...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...下に海潮その爲めに黒むが如き樣見せて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しか宣んすれば仙女らは海潮ただちに潜り行く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...旦暮海潮の去来するにもたとえようか...
永井荷風 「巷の声」
...梵音海潮音(ぼんおんかいちょうおん)はかの世間の声に勝(まさ)れりという響が...
中里介山 「大菩薩峠」
...それらは後にまとめられて海潮音一巻となつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...また『類函』四四九に『紀聞集』を引いて天宝四載広州海潮に因って一蜈蚣を淹(ひた)し殺す...
南方熊楠 「十二支考」
...こんなことでこの世は滅んでいくのでないかと源氏は思っていたが、その翌日からまた大風が吹いて、海潮が満ち、高く立つ波の音は岩も山も崩(くず)してしまうように響いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...新東海のT氏や海潮音氏なども集まって...
吉川英治 「随筆 新平家」
...紙面の海潮音の欄で毒筆をふるわないうち...
吉川英治 「随筆 新平家」
...源平盛衰記や平家物語にいう“海潮早キコト矢ノ如シ”の状は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...しばらくはただ海潮音と松風の暗い中に...
吉川英治 「随筆 新平家」
...果てなき黒い海潮(かいちょう)に舷(ふなばた)を叩かれていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「おお……」「そちか! ……」「や? ……お綱さんッ……」海潮の激音と風の間に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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