...今日は海潮が強くて、海で泳げなかった...
...海辺でお祭りがあると、海潮の干満を楽しんで遊ぶことができます...
...海潮の音が聞こえる、静かな場所で読書するのが好きです...
...「海潮」という言葉はどこか詩的で美しいですね...
...すばらしい海潮を見たくて、ただひたすら遠くの海岸へ旅立ちました...
...遂に海潮の如く迫り来る革命軍に対して...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...「海潮音」の訳者上田敏をもやはり古典主義者と呼ばなければならぬ...
芥川龍之介 「人及び芸術家としての薄田泣菫氏」
...あまぐもとなる獅子舞歌海潮音序卷中收むる所の詩五十七章...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...「海潮音」中に近代の佛詩を(獨伊等のもあるが)頗る巧に譯した...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...海潮はグリーンランドとスピッツバーゲンの間を走る湾流の一支流にわれらの船は在るのだと...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...その後に眞宗の慧海潮音といふ人がありまして...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...慧海潮音といふ眞宗の坊さんが書いてゐます...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...この海潮音は当時私達新詩社の仲間に大きな感激を齎らし...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...潮流は海潮の漲落に従ひて変ず...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...こんなことでこの世は滅んでいくのでないかと源氏は思っていたが、その翌日からまた大風が吹いて、海潮が満ち、高く立つ波の音は岩も山も崩(くず)してしまうように響いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...月が出てきて海潮の寄せた跡が顕(あら)わにながめられる...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...海潮(うみしお)けむるかなたの沖に長崎型(がた)の呉服船(ごふくぶね)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...小事に顧みることなく爛々(らんらん)の眼をたえず海潮の彼方に向けて...
吉川英治 「新書太閤記」
...紙面の海潮音の欄で毒筆をふるわないうち...
吉川英治 「随筆 新平家」
...源平盛衰記や平家物語にいう“海潮早キコト矢ノ如シ”の状は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...海潮に脚を浸して幾曲がりしている東西の長い廻廊と...
吉川英治 「随筆 新平家」
...渦まく海潮へ漕ぎ入れた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「おお……」「そちか! ……」「や? ……お綱さんッ……」海潮の激音と風の間に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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