...其時代の娘たちのあがきを浮薄な氣持を少しも加へないでガツチリと書き現はされたよい作だと思ふ...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...それほど師弟の関係は浮薄な気がします...
上村松園 「絹と紙の話と師弟の間柄の話」
...吾人は浮薄なる歐洲論を排するが如く...
竹越三叉 「世界の日本乎、亞細亞の日本乎」
...調子に乗って浮薄な才能を振り廻していると...
太宰治 「女の決闘」
...浮薄な言動は、つつしみなさい...
太宰治 「新ハムレット」
...浮薄な都人(みやこびと)からはたちまち田舎ッペイとして...
橘外男 「仁王門」
...丁度科学偏重とか軽佻浮薄な思想とかいうような今日の支配者の用語が無内容で滑稽なように...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...かかる浮薄な徒輩と...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今は有名な美容術師で、派手な浮薄な、如何(いかが)わしい限りの生活をして居りますが、元は外交官の夫人だったという噂のある村岡柳子(りゅうこ)、商売物の化粧品を、フンダンに使った厚化粧の埃及(エジプト)眉毛、濃い紅を含んだ唇も、なんとなく年齢(とし)を超越して仇(あだ)めきます...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...浮薄な生活もつづけて来たが...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...「貴君(あなた)は私をそんな浮薄なものだと思ッてお出でなさるの」ト云ッてくれるかも知れぬ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...以前の生涯(しょうがい)の全く浮薄なものだけしか記憶に残さなかったのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...薫がしいて近づいて来た時には妹を自分の代わりに与えよう、目的としたものに劣っていたところで、そうして縁の結ばれた以上は軽率に捨ててしまうような性格の薫ではないのだから、ましてほのかにでも顔を見れば多大な慰めを感じるに価する妹ではないか、こんなことは話として持ち出しても、眼前に目的を変えて見せる人があるはずはない、この間から弁に言わせてもいるが、初めの志に違うなどと言って聞き入れるふうがないというのは、自分に対して今まで言っていたことが、こんなに根底の浅いものであったかと思わせることを避けているにすぎまい、とこう考えを決める姫君であったが、少しそのことを中の君に知らせておかないでその計らいをするのは仏法の罪を作ることではあるまいかと、先夜の闖入者に苦しんだ経験から妹の女王がかわいそうになり、ほかの話をした続きに、「お亡(な)くなりになったお父様のお言葉は、たとえこうした心細い生活でも、それを続けて行かねばならぬとして、浮薄な恋愛を、感情の動くままにして、世間の物笑いになるなということでしたね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今まで軽蔑(けいべつ)をしていた浮薄な人たちにとって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大将は浮薄な性質の人ではないのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中には浮薄な人間もあったろう...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...おのれを知る者のためには死す――という侍の道からいえば、太閤殿下の恩顧をかざし、浮薄な人心へ、皷(こ)を鳴らすことだけでも――と、その決心の程は、さすがに、固いものなのである...
吉川英治 「大谷刑部」
...性慾の衝動に動く浮薄な男を描き...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
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