例文・使い方一覧でみる「浮草」の意味


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...川や海で浮草を見かけた...   川や海で浮草を見かけたの読み方

...季節外れの浮草が岸辺に打ち上げられていた...   季節外れの浮草が岸辺に打ち上げられていたの読み方

...浮草が漁船のプロペラに絡み、船が進まなくなった...   浮草が漁船のプロペラに絡み、船が進まなくなったの読み方

...着物の柄に浮草をあしらったデザインが可愛かった...   着物の柄に浮草をあしらったデザインが可愛かったの読み方

...趣味で浮草展示会に参加した...   趣味で浮草展示会に参加したの読み方

...意識の表面に浮草のやうに漂つてゐるのではない...   意識の表面に浮草のやうに漂つてゐるのではないの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...岸に近く、浮草にすがりて、一羽の蜻(とんぼ)の尾を水面に上下するを見る...   岸に近く、浮草にすがりて、一羽の蜻の尾を水面に上下するを見るの読み方
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」

...その古い藻草と新しい浮草とはまったく没交渉のものでありまして...   その古い藻草と新しい浮草とはまったく没交渉のものでありましての読み方
高浜虚子 「俳句の作りよう」

...多くは身を浮草の西東...   多くは身を浮草の西東の読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...小さい浮草が一面にくつついてゐた...   小さい浮草が一面にくつついてゐたの読み方
武田麟太郎 「反逆の呂律」

...――所詮、乞食坊主以外の何物でもない私だつた、愚かな旅人として一生流転せずにはゐられない私だつた、浮草のやうに、あの岸からこの岸へ、みじめなやすらかさを享楽してゐる私をあはれみ且つよろこぶ...   ――所詮、乞食坊主以外の何物でもない私だつた、愚かな旅人として一生流転せずにはゐられない私だつた、浮草のやうに、あの岸からこの岸へ、みじめなやすらかさを享楽してゐる私をあはれみ且つよろこぶの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...またそこにある浮草も...   またそこにある浮草もの読み方
田山録弥 「あさぢ沼」

...流れにのった浮草だ...   流れにのった浮草だの読み方
豊島与志雄 「死ね!」

...その浮草にすがって一緒に押し流されることについて...   その浮草にすがって一緒に押し流されることについての読み方
豊島与志雄 「死ね!」

...浮草稼業のものに根がついたほど嬉しいことはない...   浮草稼業のものに根がついたほど嬉しいことはないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...水のなかの浮草は新しい蔓を張り...   水のなかの浮草は新しい蔓を張りの読み方
原民喜 「永遠のみどり」

...役者ほど気楽で陽気な稼業はないとはいえ、実際は楽しみどころか、浮草人生の、いわば文無しだし、見知らぬ町なら借金もできないし、どっちみち胡散(うさん)臭い目で見られる...   役者ほど気楽で陽気な稼業はないとはいえ、実際は楽しみどころか、浮草人生の、いわば文無しだし、見知らぬ町なら借金もできないし、どっちみち胡散臭い目で見られるの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」

...離れつ即きつしつゝ漂つてゐる浮草のやうな生活の上にあつた私達には...   離れつ即きつしつゝ漂つてゐる浮草のやうな生活の上にあつた私達にはの読み方
水野仙子 「道」

...やっぱりあの頃に二葉亭四迷が「浮草」ほどの心理描写をしたものが世に出て居たとすれば...   やっぱりあの頃に二葉亭四迷が「浮草」ほどの心理描写をしたものが世に出て居たとすればの読み方
宮本百合子 「紅葉山人と一葉女史」

...浮草が波に揺られて遠い処へ行つて浮いてゐるのに...   浮草が波に揺られて遠い処へ行つて浮いてゐるのにの読み方
森鴎外 「妄想」

...浮草のような生活(たつき)の中にも...   浮草のような生活の中にもの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...弦之丞様、どこかへ当分の間、私の身を匿(かくま)っておいては下さいませぬか」「というても……」と、かれはいたく迷惑そうに、「この弦之丞自身すらが、流々(るる)に任す無住の浪人、定まる家もない境遇であれば、そなたをどこへ匿(かくも)うてあげる術(すべ)もない」「家がなければ、あなたの袖の蔭へでも、また定まらぬ旅とおっしゃるなら、浮草のように、その旅先へでもよろしゅうございますから」ふと、歩むともなく歩みだす人を追って、お米は懸命にいいすがった...   弦之丞様、どこかへ当分の間、私の身を匿っておいては下さいませぬか」「というても……」と、かれはいたく迷惑そうに、「この弦之丞自身すらが、流々に任す無住の浪人、定まる家もない境遇であれば、そなたをどこへ匿うてあげる術もない」「家がなければ、あなたの袖の蔭へでも、また定まらぬ旅とおっしゃるなら、浮草のように、その旅先へでもよろしゅうございますから」ふと、歩むともなく歩みだす人を追って、お米は懸命にいいすがったの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

......   の読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「浮草」の読みかた

「浮草」の書き方・書き順

いろんなフォントで「浮草」


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べっこうあめ   ペナント   五運  

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