...やはり赤々と浮き上っていた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...豆潜を海の底から浮きあがらせたり...
海野十三 「恐龍艇の冒険」
...スーッと空中に浮きあがったのです...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...一 東京の櫻吉野山去年のしをりの路かへてまだ見ぬ方の花をたづねむ心は花に浮き立つ陽春四月...
大町桂月 「小利根川の櫻」
...そこらの花盛りを見て心が浮き立ったり...
寺田寅彦 「柿の種」
...瞬間の形象がくっきりと浮き出す...
豊島与志雄 「聖女人像」
...色縮緬の女物なんていうのは、仏頂寺には虫の毒なんだ」「いや、それじゃないなあ」「は、は、は、何か別にお気もじさまな一件があるのかい」「どうも面白くないな、こうして酒を一杯飲むごとに、胸が重くなる」「冗談じゃない、酒は憂鬱(うれい)を掃(はら)う玉箒(たまははき)というんだぜ、酒を飲んで胸を重くするくらいなら、重湯を食べて寝ていた方がいい」「だが、丸山――酒は旨いんだよ、肴は申し分ないんだが、この胸だけが、だんだんと苦しくなる」「病気でも起ったのかい――鬼の霍乱(かくらん)てやつで……」「そうじゃない――病気なんていうやつは、本来、仏頂寺の門前を避けて通ることになっているのだが、今日はなんとなく気がふさぐよ」「困ったもんだな、天気はこの通りよしさ、ところは名代の小鳥峠の上で、紅葉を焚いてあたためた酒を飲みながら、手取りの松茸(まつたけ)のぴんぴんしたやつを手料理、これで気をふさがれちゃあ、土瓶も松茸も泣くだろう、第一、板前の拙者がいい気持はしないや、浮きなよ、浮きなよ」「浮かない、どうもこの胸が、一杯飲むごとに沈んで行く、といって、酒はやっぱり旨(うま)いのだ、肴(さかな)に申し分もないし、天気はいいし――」仏頂寺は、盃を噛みながら四方(あたり)を見廻す...
中里介山 「大菩薩峠」
...浮き上ってくるだろうとも考えられる...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...額や鼻の頭に汗と油が一面に浮き出しているのも不愉快だった...
夏目漱石 「行人」
...『恋人』の体は、たちまち押し上げられ、押し沈められ、また浮き上がる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ふだんでも顳(こめかみ)に蒼い筋を浮き上らせて...
久生十蘭 「魔都」
...松山城が浮きあがり...
火野葦平 「花と龍」
...浮きあがっていた...
火野葦平 「花と龍」
...仄暗い室内に浮き上つてゐる数々の寝台...
北條民雄 「続癩院記録」
...網代(あじろ)に流れて浮きぬ沈みぬゆられけるを――何とかの守(かみ)見給ひて...
牧野信一 「武者窓日記」
...世間の女並みに浮き名を立てられておしまいになることがもってのほかに思われてならなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大きな波(やつ)にたたかれると容易に浮き上らない...
夢野久作 「難船小僧」
...何ともいえない遠い遠い悲しさが一パイに浮き上るのが傷といえば傷だ...
夢野久作 「二重心臓」
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