...いつでも美しい情景がその店先に浮かぶ...
上村松園 「四条通附近」
...いま浮かぶ飛行島へ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...またその頬にあのほゝえみの浮かぶのを餘所(よそ)ながら眺めては...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...故郷のさまが今一度その眼前に浮かぶ...
田山花袋 「一兵卒」
...海上から見た島山の美しい景色が映写された瞬間にわれわれの頭には「どこだろう」という疑問が浮かぶ...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...白膩(はくじ)を盛る――そんな言葉も浮かぶ...
外村繁 「澪標」
...彼は頭に浮かぶ楽想を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...最後に目に浮かぶものは汚穢である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...牛男の顔に会体(えたい)の知れぬ笑が微(かす)かに浮かぶ...
中島敦 「牛人」
...浮かぶや否や、帳面の第三頁へ熊岳城(ゆうがくじょう)にてと前書(まえがき)をして、黍(きび)遠(とお)し河原(かわら)の風呂(ふろ)へ渡(わた)る人(ひと)と認(したた)めて、ほっと一息吐いた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...反抗的な色がこの小娘の顔にありありと浮かぶのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鳶口棹を担ぎヒョイヒョイと調子をとって堀に浮かぶ角材を渡ってくる...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...そこでは角櫓と影が溶け合い何もかもが宙に浮かぶかのようかたや街に突き出た塔からは死が巨人のごとく見下ろしている...
エドガー・A・ポオ Edger A. Poe 「ポオ異界詩集」
...何百万人もの頭に同じ考えが同時に浮かぶとは誰も思わなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...都会の賑やかさが、暖かく、明るく、媚びられるように、胸に浮かぶ...
水野葉舟 「帰途」
...やっと起きて喪服のやや濃い鼠(ねずみ)の服の着古して柔らかになったのを着た姫君の顔に笑(え)みが浮かぶようになると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...下には流るる河、上には浮かぶ雲...
柳宗悦 「工藝の道」
...こういう附句が胸に浮かぶもののように...
柳田国男 「木綿以前の事」
便利!手書き漢字入力検索
