...六十浬(カイリ)も...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...その燈台の燈光は六十三万燭で十九浬(かいり)半の遠距離に及ぶ回転燈であった...
田中貢太郎 「真紅な帆の帆前船」
...倫敦(ロンドン)から三五八八浬(カイル)...
谷譲次 「踊る地平線」
...すなわち一時間二十三浬〇一の速度で快走した...
寺田寅彦 「話の種」
...凸凹のはげしい氷原を五浬も屍体を運搬するのは困難な仕事であるばかりでなく...
久生十蘭 「海豹島」
...黒人は一浬ほど海を泳いでそれをラルギュスに届けた...
久生十蘭 「海難記」
...五浬(リュウ)ほどのところに...
久生十蘭 「海難記」
...六百浬の海をアンボンへ帰るために...
久生十蘭 「手紙」
...そこから会社のタグ・ボートでユーコン河を百浬ほどのぼり...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...たった二千五百浬で...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...七万五千浬走ることが出来る...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...二万五千浬は大丈夫である...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...荒れに荒れた海流が二十浬(かいり)以上のはやさで...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...三十浬の水門を、よくも乗り切ったものだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...むつかしい、苦しいこの一戦!ただ、僕の気強く思うのは、しばらく姿を見せなかった木下大佐の昭和遊撃隊が、戦場の南、百浬のところを、北へ北へと、いそいでいることである...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...同時に一時間八浬(ノット)の経済速度(エコノミカルスピード)の半運転を...
夢野久作 「難船小僧」
...浪の為に一時間五浬(マイル)の速力を損失する日が二日(ふつか)程つづいた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...更に三浬の上流までは満潮の時に戦闘艦をも浮べ得るだけの水深を示し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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