...天風海濤(てんぷうかいたう)の蒼々浪々たるの処...
芥川龍之介 「骨董羹」
...私のこれまでの浪々生活の...
太宰治 「十五年間」
...青砥が浪々(ろうろう)の身で...
太宰治 「新釈諸国噺」
...飄々浪々(ひょうひょうろうろう)としてこの岩倉谷に入り込みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...浪々の身になつた伜を誘つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...惡人の讒言(ざんげん)で浪々の身となり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今は浪々の身であつても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五年ほど前浪々の身で亡くなりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五年ほど前浪々の身で亡くなりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...山野一郎・原田耕造など目下浪々の人々来る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...何卒今宵はこのままお暇下しおかれとう存じまする」「玄蕃が浪々のうちはとにかく...
吉川英治 「剣難女難」
...空しく世路(せいろ)を浪々しておるうち...
吉川英治 「私本太平記」
...かつて浪々の不遇時代に...
吉川英治 「新書太閤記」
...浪々のお身の上と伺いましたが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...かかる浪々にあるかといえば...
吉川英治 「新・水滸伝」
...浪々の身の生活(たつき)に追われ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その浪々中困窮はしたろうが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...今では浪々の青木丹左が子ではない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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