例文・使い方一覧でみる「浪々」の意味


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...その浪々の道すぢを自分に言訳するために...   その浪々の道すぢを自分に言訳するためにの読み方
武田麟太郎 「大凶の籤」

...彼が石田家を浪々した真の事情は他に存する...   彼が石田家を浪々した真の事情は他に存するの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...浪々の身となって...   浪々の身となっての読み方
直木三十五 「死までを語る」

...飄々浪々(ひょうひょうろうろう)としてこの岩倉谷に入り込みました...   飄々浪々としてこの岩倉谷に入り込みましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...浪々の身ではそんな仏壇を裏長屋に置くわけにも行かないとおっしゃって...   浪々の身ではそんな仏壇を裏長屋に置くわけにも行かないとおっしゃっての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...浪々の身になった倅を誘って...   浪々の身になった倅を誘っての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...惡人の讒言(ざんげん)で浪々の身となり...   惡人の讒言で浪々の身となりの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...今は浪々の身で金ツけとは縁がない...   今は浪々の身で金ツけとは縁がないの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...お互いに浪々の身と...   お互いに浪々の身との読み方
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」

...いわゆる長々の浪々...   いわゆる長々の浪々の読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...云はゞ奴の為に私はこのやうに浅間しい浪々の身分とは化したのである...   云はゞ奴の為に私はこのやうに浅間しい浪々の身分とは化したのであるの読み方
牧野信一 「酒盗人」

...鳶か鷹か封建社會にも「浪人」とか「浪々の身」とか「浪宅」とか「蟄居」などゝいふ言葉が...   鳶か鷹か封建社會にも「浪人」とか「浪々の身」とか「浪宅」とか「蟄居」などゝいふ言葉がの読み方
吉川英治 「折々の記」

...同じ浪々の境界、等しく兇悪性を持った三人の中にあっても、大藩の指南番であっただけに、やはり彼が一番光っているのは止むを得ない...   同じ浪々の境界、等しく兇悪性を持った三人の中にあっても、大藩の指南番であっただけに、やはり彼が一番光っているのは止むを得ないの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...空しく世路(せいろ)を浪々しておるうち...   空しく世路を浪々しておるうちの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...かつて、まだ光秀が、江湖を浪々して、病中の薬代にも、旅籠料(はたごりょう)にも窮していたとき、彼女がみどりの黒髪を切って金に換え、その急場を切りぬけて、良人(おっと)の素志(そし)を励ましたことなどは――彼女自身はおくびにも語ったことはないが、三ばんめの娘伽羅沙(がらしゃ)の良人(おっと)細川忠興(ただおき)の父――細川藤孝は酔うとよくこのはなしを持ち出して、光秀の苦笑を求めたものだった...   かつて、まだ光秀が、江湖を浪々して、病中の薬代にも、旅籠料にも窮していたとき、彼女がみどりの黒髪を切って金に換え、その急場を切りぬけて、良人の素志を励ましたことなどは――彼女自身はおくびにも語ったことはないが、三ばんめの娘伽羅沙の良人細川忠興の父――細川藤孝は酔うとよくこのはなしを持ち出して、光秀の苦笑を求めたものだったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...一同浪々の身なので...   一同浪々の身なのでの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...その浪々中困窮はしたろうが...   その浪々中困窮はしたろうがの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...今では浪々の青木丹左が子ではない...   今では浪々の青木丹左が子ではないの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「浪々」の読みかた

「浪々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「浪々」


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戦争体験   広告業   意識がなくなる  

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