...浩々蕩々(こうこうとうとう)まさに全地を蔽(おお)わんとした時...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...今は亡き人の角田浩々歌客氏や...
薄田泣菫 「恋妻であり敵であつた」
...その頃私は大阪に出て、角田浩々歌客、平尾不孤氏達と一緒に、雜誌『小天地』の編輯をやつてゐました...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...故人角田浩々歌客(かくだかう/\かかく)が世界の各地から集めた石と一緒に...
薄田泣菫 「茶話」
...この人も文筆の人で角田浩々歌客(かくだこうこうかきゃく)と号した新聞記者の弟で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...浩々(こうこう)の音天地に満ちぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...唯水勢浩々(こうこう)渺々(びょうびょう)として凄じく南の方に押して行くのが荒海のように聞える...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...天日を仰いで浩々然と胸をひろげた...
牧野信一 「海棠の家」
...この今井君と角田浩々(かくだこうこう)歌客(かかく)の二人だけであった...
松崎天民 「友人一家の死」
...其勢水の堤を破りて広野を湿すが如く浩々滔々として禁ずべからず...
山路愛山 「明治文学史」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??