...浅ましくも男のために目のくらんだ自分の不覚を泣き悔やんだ...
有島武郎 「或る女」
...突俯(つっぷ)して、(ただ仰向(あおむ)けに倒れないばかり)であった――で、背くぐみに両膝を抱いて、動悸(どうき)を圧(おさ)え、潰(つぶ)された蜘蛛(くも)のごとくビルジングの壁際に踞(しゃが)んだ処は、やすものの、探偵小説の挿画(さしえ)に似て、われながら、浅ましく、情(なさけ)ない...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...時には浅ましくさえなって現代を詛(のろ)いたくなります...
上村松園 「朝顔日記の深雪と淀君」
...女に翫弄(おもちや)にされて女を翫弄にした気でゐるのが俺達には余程浅ましく見える...
内田魯庵 「犬物語」
...しかるにその可愛い妻の肉体(からだ)はみすみす浅ましくも強盗のために汚されてしまった...
近松秋江 「うつり香」
...自分の荒れた感情が浅ましくも思われた...
徳田秋声 「新世帯」
...はっと思って自分の姿の浅ましく乱れていることに気がつかないわけにはゆきませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...浅ましく水仙を突きさして...
夏目漱石 「野分」
...その髪の毛は浅ましくも乱れ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...何となく醜く浅ましくなっているのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浅ましくも見通しになるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俺は十手をチラ付かせるのが浅ましくなるが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...我ながら浅ましく...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...省れば人間の心は浅ましく仰ぎ見すれば涙である...
室生犀星 「愛の詩集」
...あろうことか、あるまいことか、かりにも子たる義龍が、親と名のある入道様のお首を……」語るにも、浅ましくて、身がふるえるように、武者はそういって、道三山城守の最期を訴えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...その云い条もまた浅ましく...
吉川英治 「新書太閤記」
...浅ましくも引っかかった...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...見ていると浅ましくなる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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