...突俯(つっぷ)して、(ただ仰向(あおむ)けに倒れないばかり)であった――で、背くぐみに両膝を抱いて、動悸(どうき)を圧(おさ)え、潰(つぶ)された蜘蛛(くも)のごとくビルジングの壁際に踞(しゃが)んだ処は、やすものの、探偵小説の挿画(さしえ)に似て、われながら、浅ましく、情(なさけ)ない...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...我ながら浅ましく思われた...
徳田秋声 「新世帯」
...これが浅ましくてたまらないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...お松には浅ましくて堪りません...
中里介山 「大菩薩峠」
...麻裏草履(ぞうり)を浅ましく突っかけた姿は...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...浅ましくも禿げちょろになり...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...その髪の毛は浅ましくも乱れ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...素姓の知れない若衆を待つ心持になった自分が犇々(ひしひし)と浅ましくなりますが...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...浅ましく歪めたまま夫の膝に抱き上げられ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浅ましくも見通しになるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浅ましくも痛々しい姿で聟の家へ担ぎ込まれたのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お団子が浅ましく陽に照されて居るのも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浅ましく縛られたまま納戸(なんど)に投り込まれて...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...私は浅ましくもうれし涙がこぼれそうだった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...銀行の取りつけのように浅ましくも目白押しにごった返して詰めかけていた...
正岡容 「寄席」
...怖くなったのか浅ましくなったのか知らないが...
三好十郎 「冒した者」
...その云い条もまた浅ましく...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分の浅ましくなるものはない』賛五郎は...
吉川英治 「死んだ千鳥」
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