例文・使い方一覧でみる「浅し」の意味


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...水は浅し、拾うのに仔細(しさい)なかったでございますれども、御老体が飛んだ苦労をなさいましたのは……夜具部屋から、膠々(にちゃにちゃ)粘々を筋を引いて、時なりませぬ蛞蝓(なめくじ)の大きなのが一匹……ずるずるとあとを輪取って、舐廻(なめまわ)って、ちょうど簪の見当の欄干の裏へ這込(はいこ)んだのが、屈んだ鼻のさきに見えました...   水は浅し、拾うのに仔細なかったでございますれども、御老体が飛んだ苦労をなさいましたのは……夜具部屋から、膠々粘々を筋を引いて、時なりませぬ蛞蝓の大きなのが一匹……ずるずるとあとを輪取って、舐廻って、ちょうど簪の見当の欄干の裏へ這込んだのが、屈んだ鼻のさきに見えましたの読み方
泉鏡花 「怨霊借用」

......   の読み方
違星北斗 「北斗帖」

...我輩は君と相知ること深かりしにはあらねどまた因縁浅しということを得ない...   我輩は君と相知ること深かりしにはあらねどまた因縁浅しということを得ないの読み方
大隈重信 「新島先生を憶う」

...其余(そのよ)の四郡(ぐん)は雪のつもる三郡に比(ひ)すれば浅し...   其余の四郡は雪のつもる三郡に比すれば浅しの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...他の老齢の諸先生方がこの恩典に預かったことはあり得べきことと思われるが、われわれはまだ老人というわけでもなく、また、今日まで多少美術のことに力を尽くして来たとはいうものの、まだ歳月も浅し、経験も浅く、功績というほどのことを残したと思うほどのこともない...   他の老齢の諸先生方がこの恩典に預かったことはあり得べきことと思われるが、われわれはまだ老人というわけでもなく、また、今日まで多少美術のことに力を尽くして来たとはいうものの、まだ歳月も浅し、経験も浅く、功績というほどのことを残したと思うほどのこともないの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...「浅しとてせけばあふるゝ川水(かわみず)の心や民の心なるらむ」...   「浅しとてせけばあふるゝ川水の心や民の心なるらむ」の読み方
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」

...「浅しとてせけばあふるゝ」せけばあふるる...   「浅しとてせけばあふるゝ」せけばあふるるの読み方
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」

...加(くわう)るに骨董(こっとう)の鑑識浅しとせず...   加るに骨董の鑑識浅しとせずの読み方
永井荷風 「矢はずぐさ」

...逢んことは願はねど相思はん事を願ふいと浅し...   逢んことは願はねど相思はん事を願ふいと浅しの読み方
長谷川時雨 「樋口一葉」

...元来婦人の智恵浅しとは何を標準にして深浅を定めたるや...   元来婦人の智恵浅しとは何を標準にして深浅を定めたるやの読み方
福沢諭吉 「女大学評論」

...罪も浅し謙倉なる桶屋の房といへるが戸口にF・OKE」...   罪も浅し謙倉なる桶屋の房といへるが戸口にF・OKE」の読み方
正岡容 「東京万花鏡」

...しのゝめや鵜(う)をのがれたる魚浅し鮓桶を洗へば浅き遊魚かな古井戸や蚊に飛ぶ魚の音暗し魚浅し...   しのゝめや鵜をのがれたる魚浅し鮓桶を洗へば浅き遊魚かな古井戸や蚊に飛ぶ魚の音暗し魚浅しの読み方
正岡子規 「俳人蕪村」

...しのゝめや鵜(う)をのがれたる魚浅し鮓桶を洗へば浅き遊魚かな古井戸や蚊に飛ぶ魚の音暗し「魚浅し」...   しのゝめや鵜をのがれたる魚浅し鮓桶を洗へば浅き遊魚かな古井戸や蚊に飛ぶ魚の音暗し「魚浅し」の読み方
正岡子規 「俳人蕪村」

...うたゝ寐に春の夜浅し牡丹亭春の夜や料理屋を出る小提灯春の夜や無紋あやしき小提灯(五月二十五日)十四○病に寐てより既に六...   うたゝ寐に春の夜浅し牡丹亭春の夜や料理屋を出る小提灯春の夜や無紋あやしき小提灯十四○病に寐てより既に六の読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...此川大(おほい)なれども水至て浅し...   此川大なれども水至て浅しの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...いま流を渡りて来たる人に問うに、水浅しといえり...   いま流を渡りて来たる人に問うに、水浅しといえりの読み方
森鴎外 「みちの記」

...「今日はご内意をうかがいに来たのだが……」姑とのあいだに挨拶が済むと、玄蕃があらたまった調子で云いだした、「天草へ出陣のおり伝四郎どのからお話があった、もしも伝四郎どのが帰らなかった場合には、嫁して日も浅し、家には跡取りもいることゆえ伊緒どのを実家へもどしたい、母も当人も承知であるとそう云われたがご承知であろうか」「はいたしかに承知しております」すぎ女はおちついて答えた、「このうえもないよい嫁女で、わたくしのほうから離別などとは申しかねますけれど、仰せのとおり伝四郎と祝言を致しまして三十日足らず、家には跡を継ぐべき郁之助もおりますことゆえ、嫁女の名に瑾(きず)のつかぬようおひきとり下さいましたら、双方のしあわせと存じます」「それをうかがって安堵した」玄蕃は本当に肩の荷をおろしたというようすだった、「なろうことなら一年もしてと思うが、伝四郎どのについてあらぬ評判もあるおりから、林どの御一族のご都合もあろうと考える、今日はこれだけの話でおいとま申すが、いずれ近日うちに日どりをきめてご相談にまいりましょう」「なにごともおまかせ申しまする、どうぞよろしくおはからい下さいますよう」すぎ女がそう会釈を返したとき、はじめて伊緒が、「お待ち下さいまし」としずかに云った、「わたくしそのお話はいやでございます」「…………」玄蕃も兄の正之進もふいをつかれておどろいたようにふりかえった、伊緒はふたりの顔をきっと見すえ、ちからのあるはっきりとした口調でつづけた...   「今日はご内意をうかがいに来たのだが……」姑とのあいだに挨拶が済むと、玄蕃があらたまった調子で云いだした、「天草へ出陣のおり伝四郎どのからお話があった、もしも伝四郎どのが帰らなかった場合には、嫁して日も浅し、家には跡取りもいることゆえ伊緒どのを実家へもどしたい、母も当人も承知であるとそう云われたがご承知であろうか」「はいたしかに承知しております」すぎ女はおちついて答えた、「このうえもないよい嫁女で、わたくしのほうから離別などとは申しかねますけれど、仰せのとおり伝四郎と祝言を致しまして三十日足らず、家には跡を継ぐべき郁之助もおりますことゆえ、嫁女の名に瑾のつかぬようおひきとり下さいましたら、双方のしあわせと存じます」「それをうかがって安堵した」玄蕃は本当に肩の荷をおろしたというようすだった、「なろうことなら一年もしてと思うが、伝四郎どのについてあらぬ評判もあるおりから、林どの御一族のご都合もあろうと考える、今日はこれだけの話でおいとま申すが、いずれ近日うちに日どりをきめてご相談にまいりましょう」「なにごともおまかせ申しまする、どうぞよろしくおはからい下さいますよう」すぎ女がそう会釈を返したとき、はじめて伊緒が、「お待ち下さいまし」としずかに云った、「わたくしそのお話はいやでございます」「…………」玄蕃も兄の正之進もふいをつかれておどろいたようにふりかえった、伊緒はふたりの顔をきっと見すえ、ちからのあるはっきりとした口調でつづけたの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...当時の三十間堀川は水も汚なし底は浅し...   当時の三十間堀川は水も汚なし底は浅しの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

「浅し」の書き方・書き順

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