...ただこの神的荘厳の観想にのみ他界の生活のこの上ない浄福の存することを我々は信仰によって信じているのであるが...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...人間的自由の目的は絶対知としての浄福である...
戸坂潤 「辞典」
...……おお、神よ、おんみはあらゆる時と所との真実なる、永久に浄福なる、不変なる光である...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...……おんみに一切の讃美と恭敬とが捧げられよ! おんみのみが真の浄福者 Bhagavan である...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...それから溢(あふ)れるばかりの貞潔な浄福とがあった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...それから溢れるばかりの貞潔な浄福とがあるのです...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...悩みと浄福のうちに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...いっさいを包容する浄福の国よ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...『倫理学』第十巻においては観想的生活の浄福が最も美しく語られている*...
三木清 「科学批判の課題」
...十三歳加悦村浄福寺に養はれて住職禮道の二男となる...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...いかにも浄福のように感ぜられたであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...人々に究極の浄福を予感せしめる機縁ともなり得たのであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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