...イギリスのロマン主義時代の流行児だつた「僧」の作家ルイズさへやはりこのシリイズの中の一人である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...流行児の一画家が描いたもので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...――流行児である間は何をしても構わなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はこんどは軽薄才士や流行児などの旧敵によって保護された...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ルーベンスは前古未曾有の流行児で...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...一躍楽壇の流行児にまで押し上げられてしまったのは不思議な好運であった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...流行児らしく、一面には敵を作ったにしても、一方未知の芸術家達は、ショパンのために、争ってその作品を捧(ささ)げるようになっていたのである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...文壇の流行児たちが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...吉原(なか)ではいま流行児(はやりっこ)ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...エドガー・ウォーレスという探偵小説の流行児がある...
平林初之輔 「ヴアン・ダインの作風」
...きょとんとした顔をしてサ――いい流行児(はやりっこ)が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...彼等を流行児にするエレメントとして作用しているのでしょうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ごく少数の流行児をのぞいて...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...なるほど流行児以外の文学者が経済的にめぐまれないということは...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...流行児といふものは大抵小説家に限られたものであつた...
室生犀星 「「鶴」と百間先生」
...随筆の流行児といふものは全く沢山ゐない...
室生犀星 「「鶴」と百間先生」
...スバラシイ花輪や流行児(はやりっこ)の歌い手らしい男や女の写真が...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...日本的に銘記してしまった西都文壇の巨匠でもあり流行児であった...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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