...これには流石の若殿樣も...
芥川龍之介 「地獄變」
...流石のわしも兜を脱いだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...こいつは少し変な具合だね」流石の大宅も目の色を変えていた...
江戸川乱歩 「鬼」
...流石の恒川警部も...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...そんな馬鹿なことが……」流石の頑固(がんこ)親爺が...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...流石の斎藤老人も...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...「あれです」恒川氏も立って、ドアの所まで来たが、一目書斎をのぞき込むと、流石の鬼刑事も、度胆を抜かれて「アッ」と立ちすくんでしまった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...「ワハハハハ、明智君、流石の名探偵も、馬鹿馬鹿しい失策をやったものだね」谷山は油断なくピストルの筒口を左右に動かしながら、小気味よげにちょう笑(しょう)した...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...流石の探偵小説家も...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...流石の私も、今度こそすっかり参って了いました...
江戸川乱歩 「黒手組」
...豆腐なら流石の英国人も吃驚(びつくり)するだらうからな...
薄田泣菫 「茶話」
...流石の陸軍当局も...
辰野隆 「浜尾新先生」
...近衛内閣ならば流石の軍部もあまり威張ることが出来なかろうし...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...流石の軍部の教官も謝ったという噂であるが(之も噂だ)...
戸坂潤 「社会時評」
...流石の惡少年ナポレオンも最初は大分閉口したらしいが...
中島敦 「環礁」
...『なにをする』流石の男も...
萩原朔太郎 「二十三夜」
...T「巾着切のおじちゃん遊ぼうよ」これには流石の三次も面喰らった...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...流石の私も肝ッ玉が飛上りました...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
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