...垢やら埃やらが流るる汗に斑(ふ)ちて...
石川啄木 「二筋の血」
...黄いろなる真赤なるこの木瓜(ぼけ)の雨細き幹伝ひ流るゝ木瓜の雨四月六日 二百二十日会...
高浜虚子 「五百五十句」
...何にも思ひ出せなかつた記憶が流るゝやうに呼び起されて来た...
田山録弥 「父親」
...哲學なるものが往々生きた哲學的良心を代表せずして形式的に流るゝことがあるといふは事實である...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...或は少なくともこの「自忘の安逸」の底を浸して流るる「満たされざる自覚」を知らなかった...
豊島与志雄 「過渡人」
...如何に客観的の作品にしても必ずその底に流るる作者の主観が存するものと信ずる...
豊島与志雄 「作品の倫理的批評」
...夕暮の空に流るる悩ましい雲を見ていた...
豊島与志雄 「囚われ」
...例へば雲の白きに流るる水の青きと夕照(ゆうやけ)の空の薄赤きとを対照せしめたる...
永井荷風 「江戸芸術論」
...寒蝉敗柳(かんせんはいりゅう)に鳴き大火西に向かいて流るる秋のはじめになりければ心細くも三蔵(さんぞう)は二人の弟子にいざなわれ嶮難(けんなん)を凌(しの)ぎ道を急ぎたもうに...
中島敦 「悟浄出世」
...清泉大石のもとを流る梧桐の庭ゆく水の流れ去る垣も朽ちねばいますかと思ふ巨椋(おほくら)の池の堤も遠山も淀曳く船も見ゆる此庵桃山の萱は葺きけむ此庵を秋雨漏らば掩はむや誰二十二日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...さすがは三千五百石を喰(は)む旗本だけに、氣が落ち着くと、自分で矢を拔き取り、有合せの布(きれ)を集めて、キリキリと繃帶(ほうたい)はしましたが、流るゝ血は、潮時と見えてなか/\止りません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その黄一色に塗りつぶされた世界をあらはす為に大河流るるといひ国半ばといふ強い表現法を用ゐたのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...あたかも流るる小川の中に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...下には流るる河、上には浮かぶ雲...
柳宗悦 「工藝の道」
...然れども其流るゝ方向は即ち水の方向なりとせば...
山路愛山 「明治文学史」
......
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...「残念!」と流るる汗を拭(ふ)きもあえず...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...二手に分れて流るるとは云え...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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