例文・使い方一覧でみる「流されて」の意味
スポンサーリンク...多治見三宅麿がこの島に流されてから三宅島と名づけられたといわれている... 
日本経済新聞社 「私の履歴書」
...同じ方向に流されていたのである...
海野十三 「恐竜島」
...またどこかの海上へ流されていったかも知れません...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...そのときここにあった大きな部落が流されて全滅してしまったという...
知里真志保 「あの世の入口」
...前の橋が出水に流されてそのあとへ新造したばかりであろうかと思われた...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...湖心の方へ流されていた...
豊島与志雄 「山吹の花」
...差出（さしで）の磯の亀甲橋（きっこうばし）も水に流されて...
中里介山 「大菩薩峠」
...船はずん／＼押し流されて...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...まっしぐらに押し流されているのです...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...ひるの鳥でも行（ゆ）かない高い所を鋭い霜のかけらが風に流されてサラサラサラサラ南の方へ飛んで行（ゆ）きました...
宮沢賢治 「いてふの実」
...小使の手で洗い流されてしまうと皆立去ってしまったが...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...みな江波に落ちて藁（わら）のように流されてしまった...
吉川英治 「三国志」
...流されて行ったんでしょうね...
吉川英治 「私本太平記」
...そしてここへ流されてしまっては...
吉川英治 「私本太平記」
...人間の」「捨てたのではなかろう」数日前の大雨に土砂と共に流されてきたものとみえる...
吉川英治 「私本太平記」
...忽ち押し流されてしまうほどな激流ですからな」官兵衛すらそう嘆じるのみだったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...帝の流されてゆく隠岐ノ島の地頭も...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...最初にはいった工兵の半数はもう死体となって流されていた...
吉川英治 「源頼朝」
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