...十八語ばかりで立派な御挨拶を拵(こしら)へて御殿に上(あが)つてみると皇帝は非常に鄭重なお言葉で色々御物語があるぢやないか...
薄田泣菫 「茶話」
...頭上に吊り下っている街灯――立派な街になるほどますます明るく...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ねだるのにはあまりに立派すぎる貴族的なおもちゃなので遠慮していたら...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...この深刻派がモダーン文学意識となって了ったのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...反晋派たる現在の衛侯に楯突(たてつ)こうとしたに外ならぬ...
中島敦 「盈虚」
...他方倒幕派そのものから「攘夷」のスローガンを陰に抛棄させた「慶応」度必至の内外諸政情と...
服部之総 「福沢諭吉」
...印象派の絵のやうであつた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...私は立派なのは残しておいて...
堀辰雄 「幼年時代」
...その御蔭でブドウの実が立派に出来るのである...
牧野富太郎 「植物記」
...現代の哲学においてディルタイはこの問題についても歴史学派の仕事を哲学的に反省し...
三木清 「科学批判の課題」
...而(しか)も妻(つま)として立派に生存して行かれるか...
三島霜川 「青い顏」
...しかし近頃日本で起った自然派というものはそれとは違う...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...(c)哲学諸派の紛争はこの場合言葉の争いである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あんなに多くの意見、学派、判断、学説、法律および習慣のあることこそ、我々にわが国のそれらを正しく判断することを教えるのでございます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...たとえば象徴、写実、又は印象派、未来派、感覚派なぞいう、あらゆる芸術表現の行き方を、それと名は知らないままに色々と試みては行き詰まり、行き詰まっては又新しく試みる...
夢野久作 「能とは何か」
...だから彼の好色行状もすこぶる派手で...
吉川英治 「私本太平記」
...派手(はで)ずきで...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...自分の子供を立派な我慢づよい利口な人間にしようと思って...
吉田甲子太郎 「負けない少年」
便利!手書き漢字入力検索