...尾のある雀(すずめ)よりよほど大きな鳥が目まぐるしいほど活発に飛び回っています...
有島武郎 「燕と王子」
...彼女の足どりはだんだんと活発になり...
海野十三 「深夜の市長」
...ある黒焼きを家兎(いえうさぎ)に与えると血液の塩基度が増し諸機能が活発になるが...
寺田寅彦 「自由画稿」
...あちらこちらと活発に蝙蝠傘(こうもりがさ)をさし出していた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...時には活発に運動しているが...
寺田寅彦 「破片」
...そしてそのためには凡ゆる時局の進展を活発に活用し得るのでなければならぬ...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...討論も活発に行われたのである...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...彼はまた活発に話しだし身振りをやりだす...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この眠れる宝庫を活かすためにレファレンス業務が活発におこなわれている...
中井正一 「調査機関」
...彼も活発に応じる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...大丈夫及第よ」と比較的活発につけ加えた...
夏目漱石 「三四郎」
...天皇にたいする科学的な批判が活発になされなければならない...
蜷川新 「天皇」
...ええ? 活発に歩かンけりゃいかん...
林芙美子 「泣虫小僧」
...現代の大衆を活発に支配してゐる文学作品でも...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...他の一定の心的活動はむしろ活発にされねばならぬと考えることもできる...
三木清 「哲学入門」
...活発にかぶりを振った...
森鴎外 「最後の一句」
...活発に始められていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼はその触れる物象に対して類(たぐい)まれなほど活発に反応する...
和辻哲郎 「享楽人」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??