...尾のある雀(すずめ)よりよほど大きな鳥が目まぐるしいほど活発に飛び回っています...
有島武郎 「燕と王子」
...必ず特別に活発になる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...イギリスからは、また新借款(しんしゃっかん)を許したそうであり、兵器弾薬は、更に活発に、中国へ向けて積み出されていることが分った...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...それぞれ活発に動いている生物がはいっていた...
海野十三 「金属人間」
...彫刻が急に活発に動き出した...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...ある黒焼きを家兎(いえうさぎ)に与えると血液の塩基度が増し諸機能が活発になるが...
寺田寅彦 「自由画稿」
...第二楽章十二句になるとよほど活発にあるいはパッショネートになって来て...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...彼はまた活発に話しだし身振りをやりだす...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼も活発に応じる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...自分の意見を活発に討論しないのか...
蜷川新 「天皇」
...音楽を通して活発に再現されるが古聖の言った如く...
野村胡堂 「楽聖物語」
...あの辺から一丁とも離れていないところに隠されているに違いないと思うんだ」平次の叡智は漸く活発に働き始めました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...観念をより強く活発にすることは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...現代の大衆を活発に支配してゐる文学作品でも...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...活発に鋭敏(えいびん)に働(はたら)く幼(おさな)い想像(そうぞう)と好奇心(こうきしん)は...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...東京では新しい時代が活発に動いていたが...
三木清 「読書遍歴」
...活発にかぶりを振った...
森鴎外 「最後の一句」
...活発に話していた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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