...これまで活溌に働いて居た距離の感じが少し曇りを帶びて來たやうだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...これは二階からその声の聞きとれるほどの活溌な質(たち)ではないらしかつた...
犬養健 「朧夜」
...新鮮なる萌芽はいよいよ強くいよいよ活溌に断株(きりかぶ)より発生するを見る...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...羽毛は切れ上がって非常に活溌で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...とても活溌々地に心を動かして行くことが出来ないといつてゐるけれども...
田山録弥 「三月の創作」
...八人の兄弟の間に自由にほがらかに活溌に育って来たこの子の身の上を...
寺田寅彦 「柿の種」
...生徒達は往きとは丸で別人のやうに活溌になつて居た...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...肉体の衰弱と制作の不活溌(ふかっぱつ)とに加えて...
中島敦 「光と風と夢」
...小柄な方も思つたよりは活溌に立ち合つたが紺づくめの鋭い打込みかたはまた格別である...
長塚節 「撃劍興行」
...假令(たとへ)あなたが男性の活溌な頭腦(あたま)を持つてゐるとしても...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...活溌な闘争にしたがう世界のプロレタリアートは...
宮本百合子 「新たなプロレタリア文学」
...一応野望的な作家の心に湧いたより活溌な...
宮本百合子 「おのずから低きに」
...動作も活溌である...
森鴎外 「鶏」
...少なくとも体はそのおかげで活溌になるであろうから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのほかわたしが盛んな時代に最も活溌であり・第一位を占めていた・部分までが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...活溌(かっぱつ)に動きまわったし...
山本周五郎 「青べか物語」
...酒は人々の語調まで活溌にかえだしていた...
吉川英治 「私本太平記」
...むしろ、好機措(お)くべからずとして、活溌な外交と、兵力を用いて、今川義元のあとの――今川氏真(うじざね)の勢力を、駿河(するが)遠江(とおとうみ)の二国からまったく駆逐(くちく)してしまったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
