...少しく活溌な身のこなしを見せる...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...活溌に一禮して出て行く...
石川啄木 「足跡」
...なかなか愛らしくて活溌で綺麗です...
上村松園 「京の夏景色」
...敏捷活溌で頗る猟が上手である...
内田魯庵 「犬物語」
...事業とは活溌なる運動を意味するものにして...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...杜は肥(ふと)り肉(じし)の凡(およ)そこうした活溌な運動には経験のないお千に...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...彼がかわいい活溌な少年だったからである...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...然るに行政の性質はもっとも活溌にして...
福沢諭吉 「学問の独立」
...第六条敢為活溌(かんいかっぱつ)堅忍不屈(けんにんふくつ)の精神を以てするに非ざれば...
慶応義塾 「修身要領」
...あなたの精神は活溌で...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...假令(たとへ)あなたが男性の活溌な頭腦(あたま)を持つてゐるとしても...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...女性がこの社会に働きかけてゆく活溌さは...
宮本百合子 「結婚論の性格」
...彼活溌なる同郷の人々と交らんやうもなし...
森鴎外 「舞姫」
...また活溌(かっぱつ)になるのは誰でも気がつくが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...流通を活溌にしなければならん)こういう経済観の下(もと)に...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...殊に若い層のうごきが活溌に変って来た...
吉川英治 「源頼朝」
...六 大村純忠の受洗こうしてダルメイダが島原半島で活溌に開拓をやっていた間に...
和辻哲郎 「鎖国」
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