...その人を活かすと同時に人を殺すものなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...自分を活かすと云ふことでは...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...弱った鯛(たい)を活かす法などがあり...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...自由主義そのものを活かすことが出来ないからだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それを現実に活かすためには現実であるよりも...
中井正一 「美学入門」
...活かすことを知らないもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...これを活かす最も有効の手段だということなんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...天然の味を活かす点で...
中谷宇吉郎 「塩の風趣」
...八 六三制を活かす道六三制が日本ではあまり巧く行っていないことは...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...その銭湯の道具立てを活かすため...
正岡容 「小説 圓朝」
...重たい口調を活かすためには...
正岡容 「初看板」
...これらのねうちを活かすのこそ自分の人間及び芸術家としての責任であると感じ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...思い出される論点のつかみかたがあるでしょう? ああいうものは引用して活かすべきですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...みそかに物を活かすものよ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「茶」を活かす余地は限りなく残っています...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...手工の伝統を活かす事です...
柳宗悦 「民藝四十年」
...古い伝統を新しい製作に活かすことである...
柳宗悦 「和紙十年」
...しかも斉魯二河間の二を活かす道を考えねばならぬ...
和辻哲郎 「孔子」
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