...岩倉公南洲に問うて曰ふ...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...マザリンの下(もと)に仏国は光威を欧洲に輝かせしもこれみな外貌の虚飾にして内に留(とど)むべからざる腐敗の醸(かも)しつつありしなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...洲に根本まであらはして...
大町桂月 「國府臺」
...欧洲(おうしゅう)にも数が少うございます...
太宰治 「新ハムレット」
...近代印刷術が全歐洲を席捲していつた徑路のうちでも...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...早朝中洲病院に電話をかけ病状を報ず...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...余の提出せし問題は佛獨兩國の文學は歐洲大亂のために何等か決定的なる影響を蒙りしや否やと云ふに在りき...
永井荷風 「佛蘭西人の觀たる鴎外先生」
...汽車に乗って始めて満洲の豚を見たときは...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...満洲や台湾に向く男ではなかったからである...
夏目漱石 「門」
...それから滿洲(まんしう)...
夏目漱石 「門」
...浅草川の河尻(かわじり)の洲(す)のなかでも...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...小作ばかりして生涯を過してきた土地のない老人達まで滿洲行きをぼつぼつ志望してゐて...
林芙美子 「うき草」
...遥かに*リマーンの砂洲が青ずんで見え...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...爾来欧洲諸国の学者の研究の好題目となったが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...谷村は伊予国大洲の城主加藤遠江守泰済(やすずみ)の家来であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...欧洲文明の中心地をもって永く誇っていたパリに社会党の内閣の現れたことは...
横光利一 「旅愁」
...或(ある)人は一年後に濠洲の真珠業が廃滅するに際し日本へ帰る該(がい)地の人夫一万人を此(この)地で喰ひ止める事が出来ると云つて楽観して居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...欧洲のホテルや下宿の主人にして珍らしい...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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