...興味津々たるものがあった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...興味津々(きょうみしんしん)たるものです...
海野十三 「海底大陸」
...そこが興味津々たるところだ...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...かしこくも明治大帝の教育に関する大御心はまことに神速に奥州の津々浦々にまで浸透して...
太宰治 「津軽」
...興味津々盡キルトコロヲ知ラナイ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...津々浦々に海の幸(さち)をすなどる漁民や港から港を追う水夫船頭らもまた季節ことに日々の天候に対して敏感な観察者であり予報者でもある...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...いずれも市井(しせい)の特色を描出(えがきいだ)して興趣津々(しん/\)たるが中に鍬形斎(くわがたけいさい)が祭礼の図に...
永井荷風 「夕立」
...津々井樣を出たのは確かですから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...全国津々浦々から集めた...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...お針仕事が、津々浦々の、女たちにもわかりよいやうに、反物の幅(はば)は、およそ男の人の絎(ゆき)に一ぱいであることを目標(めあて)とし、その布を、袖に四ツに畳んで折り、身ごろを長く四ツに折ればとれる...
長谷川時雨 「きもの」
...十分引き合うから出し惜しみまへん」聞き手は団長の予想以上に興味津々だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...次に何が起こるか興味津々だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...二人の行動に興味津々だと知ったら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...アームストロング船長の話を興味津々に聞いた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...国粋万能を叫ぶ声が津々浦々に満ち満ちて...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...津々浦々までペコンペコンとやっているが...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...そこに人間武蔵のおもしろさが津々(しんしん)とつつまれているような気がする...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...京都の会堂の噂は全国の津々浦々に伝わり...
和辻哲郎 「鎖国」
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