...是に於て壮士二十人を従へて法皇を西洞院の第に守れる彼は...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...ひそかに二条西洞院(にしのとういん)の御屋形まで参りますと...
芥川龍之介 「邪宗門」
...十八その後(ご)若殿様はほとんど夜毎に西洞院(にしのとういん)の御屋形へ御通いになりましたが...
芥川龍之介 「邪宗門」
...摩利信乃法師が西洞院の御屋形に立寄るのは...
芥川龍之介 「邪宗門」
...東洞院錦小路の松年先生の塾へ寄り...
上村松園 「画学校時代」
...東洞院と高倉との間...
上村松園 「京のその頃」
...一四兼家の行列はいつも大内裏から西洞院へと下つて行つた...
田山花袋 「道綱の母」
...細君の琴子(ことこ)は京都の西洞院家(にしのとういんけ)から来たひとで...
久生十蘭 「ハムレット」
...京都では「東洞院」に寓した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その二百二十八京部東洞院姉小路に住んでゐる池田玄俊(げんしゆん)の三男祐二は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...東洞院の家に於てせられたのではなからうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...兄は洞院殿をお送り申しあげ...
吉川英治 「私本太平記」
...洞院(とういん)ノ実世(さねよ)などは...
吉川英治 「私本太平記」
...洞院(とういん)ノ公賢(きんかた)の「園太暦(えんたいりゃく)」も偽器としているのだから...
吉川英治 「私本太平記」
...洞院ノ実世(さねよ)...
吉川英治 「私本太平記」
...西洞院(にしのとういん)綾(あや)ノ小路(こうじ)の職屋敷の門からえんえんと出て行った...
吉川英治 「私本太平記」
...五条の西洞院(にしのとういん)までくると...
吉川英治 「親鸞」
...西洞院(にしのとういん)でも会わず...
吉川英治 「親鸞」
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