...この神苑の花が洛中(らくちゅう)に於(お)ける最も美しい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...於二洛中洛外一上下ミダリガハシキ輩アラバ一銭切リト御定有ツテ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...洛中までの人心を燒きつくし...
吉川英治 「折々の記」
...打ちつれて洛中洛外の名所あるきをしている間に...
吉川英治 「篝火の女」
...当今では洛中だけでも二百四...
吉川英治 「私本太平記」
...その日すぐ御座を洛中へ還(かえ)すなどは...
吉川英治 「私本太平記」
...一面は内野(うちの)から、一面は高野川、加茂川原づたいに、洛中を焼きたて、市街戦に入ることも何十度...
吉川英治 「私本太平記」
...すくなくも当日は何十万人が洛中洛外にあふれることだろうといわれて...
吉川英治 「私本太平記」
...洛中洛外の警備に...
吉川英治 「新書太閤記」
...洛中の市政も同様に行われた...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長」洛中のさわぎ...
吉川英治 「新書太閤記」
...洛中の六条坊門にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...ばてれんの社会救済事業は洛中洛外の野や橋の下にいる貧民や病人にまで及んでいて...
吉川英治 「新書太閤記」
...宵にかかる前の一刻はここばかりでなく洛中洛外が炊煙(すいえん)をたなびかせているのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...「こんど父の義明に従(つ)いて上洛した折、ちょうど大庭景親(おおばかげちか)も、上洛中で、あちらで幾度か会い申した――その景親が、そっと父へ告げた事であるが、ある折、景親が東国の侍奉行(さむらいぶぎょう)上総介(かずさのすけ)忠清のところへ参ると、忠清の手許へ、駿河(するが)の長田(おさだ)入道から書状が上っていた由です...
吉川英治 「源頼朝」
...いうのに意見の一致を見て二十五日はもう洛中から総退去と決していたのであるが...
吉川英治 「源頼朝」
...もう洛中も、あのとおりで、残っているお館もありませぬが」すると、ひとりの公達が、寝殿の奥を指さして、「……お名残りがつきぬのじゃ」と、囁(ささや)いた...
吉川英治 「源頼朝」
...洛中大火の時、翠蛾(すいが)、潮音(しおね)の家も焼けて、どうしたか、あの姉妹(ふたり)の消息もそれきり知れなかった...
吉川英治 「源頼朝」
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