...洋語表現で、トイレのことを「パブリック・ウォータークローゼット(public water closet)」ともいうことから来ている...
...西洋語の音訳が出て来るのも...
芥川龍之介 「点心」
...東洋語学者並びに考古学者の為に出版するのである」と発表した...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...立派な人種誌学者や東洋語の大家がいるからね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...しかし南洋語と欧州語との間の親族関係がかなり明らかにされている今日...
寺田寅彦 「火山の名について」
...大袈裟にいふと東西の歴史、世界の交通史、科學の發達史などまで充分知つておかねばならぬだらうし、東洋語は勿論、西洋語も知つてゐなければならぬだらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...シルクとは絹の洋語か」「左様でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...西洋語を日本語に訳した日本語である...
夏目漱石 「三四郎」
...洋語で云うと affective と申したら妥当だろうと思います...
夏目漱石 「創作家の態度」
...普通にある言葉をわざわざ西洋語を借りて言い表わすことは...
新渡戸稲造 「自警録」
...それはすべて漢語かまたは西洋語から入ったもので...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...ソルボンヌ大学にダンピエールという東洋語の先生がいる...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...彼の碧い眼はその東洋語の奇異(きい)な文法からともすれば離れて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...例えば現文楽(八代目)が「和洋語」を演じ...
正岡容 「我が圓朝研究」
...生は和歌につきても旧思想を破壊して新思想を注文するの考(かんがえ)にて、したがって用語は雅語、俗語、漢語、洋語、必要次第用うるつもりに候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...漢語にても洋語にても文学的に用いられなば皆歌の詞と可申候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...良吉はメートルとかスヰッチとかタングステンとか洋語を持ちだして電灯の講釈をしだした...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...西洋語の Orthographi eの orthos は正と云ふことであります...
森鴎外 「假名遣意見」
...西洋語の意譯から出たことばで...
吉川英治 「折々の記」
便利!手書き漢字入力検索