...洋語表現で、トイレのことを「パブリック・ウォータークローゼット(public water closet)」ともいうことから来ている...
...東洋語学者並びに考古学者の為に出版するのである」と発表した...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...サンスクリツトの東洋語にも通じてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...日本といつたやうな東洋語にも翻訳されてゐるのがありますが...
薄田泣菫 「茶話」
...しかし南洋語と欧州語との間の親族関係がかなり明らかにされている今日...
寺田寅彦 「火山の名について」
...現代の年少詩人が日本にも随分古くからある天竺牡丹(てんぢくぼたん)の花に殊更(ことさら)ダリヤといふ洋語を応用し...
永井荷風 「虫干」
...シルクとは絹の洋語か」「左様でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...「峠」という字には「嶺」という字にも西洋語のパスとかサミットとかいう文字にも全く見られない含蓄と情味がある...
中里介山 「「峠」という字」
...普通にある言葉をわざわざ西洋語を借りて言い表わすことは...
新渡戸稲造 「自警録」
...それはすべて漢語かまたは西洋語から入ったもので...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...また、濁音ではじまる語も、漢語か西洋語か、さもなければ、後世に語形を変じて濁音ではじまるようになったものである(例えば、「何処」の意味の「どこ」は、「いづこ」から出た「いどこ」の「い」が脱落して出来たもの、「誰」を意味する「だれ」は、もと「たれ」であったのが、「どれ」などに類推して「だれ」となったもの、薔薇の「ばら」は、「いばら」から転じて出来たものである...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...多くの西洋語を国語中に用いるようになって...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...洋語にいうヂグニチーなるもの...
福沢諭吉 「日本男子論」
...彼の碧い眼はその東洋語の奇異(きい)な文法からともすれば離れて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...たとひ漢語の詩を作るとも洋語の詩を作るとも將(は)たサンスクリツトの詩を作るとも日本人が作りたる上は日本の文學に相違無之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...良吉はメートルとかスヰツチとかタングステンとか洋語を持ち出して電燈の講釋をし出した...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...喉音の多い東洋語が活々とあっちこっちで交わされる...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...箱の中で外國に行つて西洋語で電話をかけるやうにしどろもどろになつて了つた...
室生犀星 「京洛日記」
...印度方面の東洋語は全然通じませぬ...
夢野久作 「暗黒公使」
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