...波止場に船が着いていた...
...明日は波止場で釣りをする予定だ...
...波止場から小舟で島に渡る...
...この波止場は漁港としても利用されている...
...大きな波が来て、波止場は水浸しになった...
...電燈の明い波止場には...
芥川龍之介 「上海游記」
...波止場から宿舎に移動中...
梅崎春生 「狂い凧」
...内海のある波止場に逃げ込んで...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...絶えまなく対数表の誤謬を訂正しなければならぬ――計算者の誤謬からして安全な波止場に到着するはずだった船が岩のうえにのりあげてこわれることがしばしばある――ラ・ペルーズ〔フランスの有名な探険家で一七八八年に出航したまま行方不明となる〕の悲運の例は無数にある...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ぼく達が波止場から邦人の提供してくれた...
田中英光 「オリンポスの果実」
...先生だけは一人少しはなれた舷側(げんそく)にもたれて身動きもしないでじっと波止場(はとば)を見おろしていた...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...その後にも海岸の波止場(はとば)から落ちて溺れかかった事もあった...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...波止場に立った米友は...
中里介山 「大菩薩峠」
...ふるいふるい記憶のかげでどこかの波止場で逢つたやうだが菫の病鬱の匂ひがする外光のきらきらする硝子窓からああ遠く消えてしまつた 虹のやうに...
萩原朔太郎 「青猫」
...」あのひとも寝ぶそくな目をさせて波止場へ降りてきてくれていた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...荷揚げ波止場は支那語の叫喚に包まれ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...それを波止場へ留めておくことは...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...お父さんはわたしをよくさかり場や、波止場や、マドレーヌやシャトードーやの花市場へ連(つ)れて行ったり、よく花を分けてやる花作りの家に連れて行ったので、わたしもすこしずつパリがわかりかけてきた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...波止場へ行つて汽船賃をしらべて旅費の都合を考へたりすることもにえきらぬ自分の心に対する一種の示威運動であつた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...波止場も...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そして波止場の酒店にはいった...
森鴎外 「山椒大夫」
...波止場や船渠(ドック)の音が聞こえる所ではたまらんが...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...波止場のマストかかんかん虫の人通りだけでございますからね」「わはっははは...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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