...実生活の波瀾(はらん)に乏しい...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...これまでのとはかけはなれて大きな波が...
有島武郎 「溺れかけた兄妹」
...屏風のあちらになつてゐる電燈の光の薄暗い餘波に照らして...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...冬空を見ず衆生(しゅじょう)を視(み)大仏(おおぼとけ)枯松の姿を惜み合へるかな君を送り紅葉がくれに逍遥す十一月二十八日爽波(そうは)送別...
高浜虚子 「六百句」
...思ひもかけぬ世の波風(なみかぜ)に...
高山樗牛 「瀧口入道」
...自分たちが身代りになってもその人には浮世の波風をあてまいとする...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...時代の波に棹して自己の使命を果さなければならない...
種田山頭火 「其中日記」
...思想とはいかに大なる波濤(はとう)であるか! 破壊し埋没すべく命ぜられたすべてをいかに早くおおい隠し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...仙波の家も継いで行かねばならぬ」八郎太は...
直木三十五 「南国太平記」
...いづくと知らず心の波のうごくにつれてたゞ浮び行くのみ...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...それ見ろ筑波(つくば)見ろ筑波の山から鬼が出た鬼じゃあるまい白犬だ一匹吠えれば皆吠えるワンワン...
中里介山 「大菩薩峠」
...鹿渡しの岬に近づくと波は澎湃として船が思ひ切つて搖れる...
長塚節 「鉛筆日抄」
...それが彼の波うつ胸のうへで上つたり下つたりした...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...それでも小さな波を蹴立てながら私のゐる方へ進んでくるのをぼんやりと目に入れてゐるうちに...
堀辰雄 「水のほとり」
...電波のように揺り動かして...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...もとは多分上野佐波(こうずけさわ)郡剛志(ごうし)村大字小此木から出た家であろう...
柳田國男 「地名の研究」
...波越の二同心だった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...阿波に逃れて死んだ...
和辻哲郎 「鎖国」
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