...このお寺では、お坊さんが法衣を着てお供えをしています...
...法衣を作るために布地を買ってきました...
...和尚さんは毎朝、法衣を着てお経を唱えます...
...法衣は法要やお焚き上げなどの際に必要となる衣服です...
...法衣の柄や色には様々な意味が込められています...
...黒の法衣(ほうえ)の裾をつまみ...
池谷信三郎 「橋」
...流石(さすが)の瀧口入道も法衣(ほふえ)の袖を絞(しぼ)りあへず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...矢張り其処で法衣商をやつて居りました...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...彼は長い間その法衣を着続けていて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その法衣の袖が和らかに出でてあるほどにかえって...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は全身に渋(しぶ)に似た柿(かき)に似た茶に似た色の法衣(ころも)を纏(まと)っていた...
夏目漱石 「門」
...宜道(ぎだう)は鼠木綿(ねずみもめん)の上(うへ)に羽織(はお)つてゐた薄(うす)い粗末(そまつ)な法衣(ころも)を脱(ぬ)いで釘(くぎ)に懸(か)けて...
夏目漱石 「門」
...それも墨染の法衣を着た若い尼法師の美しさに驚いたのです...
野村胡堂 「百唇の譜」
...かくて「たとへば猟師の身に法衣をきるがごとし」といい...
三木清 「親鸞」
...一丈八尺の法衣が二指を掩い兼ねるほどの巨人の睾丸だから...
南方熊楠 「十二支考」
...その法衣の袖を引っぱりながら良助は歩き出した...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...法衣を着た儘三条の大橋(おほはし)で会津方(あひづがた)の浪士に一刀眉間を遣られた負傷(ておひ)の姿であつた...
與謝野寛 「蓬生」
...いずれも忍辱(にんにく)の法衣に具足をよろって居流れているし...
吉川英治 「私本太平記」
...たとえ途中で直義(ただよし)の陣に行き会い、直義と出会うても申すなよ、道誉の件は」「申すことではございませぬ」右馬介は退がって、こっそり一と間のうちで頭をまろめ、法衣、頭陀袋(ずだぶくろ)の雲水姿(うんすいすがた)になりすました...
吉川英治 「私本太平記」
...それをかぶれ」「これは何です」「法師烏帽子(ほうしえぼし)」「法衣(ころも)も着ますかな」「似合うた...
吉川英治 「新書太閤記」
...法衣(ころも)姿に腹巻を鎧(よろ)った大きな和尚が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...法衣(ころも)のすそを高くからげても...
吉川英治 「親鸞」
...頭には法衣(ほうえ)をかぶって...
吉川英治 「親鸞」
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