...このお寺では、お坊さんが法衣を着てお供えをしています...
...法衣を作るために布地を買ってきました...
...和尚さんは毎朝、法衣を着てお経を唱えます...
...法衣は法要やお焚き上げなどの際に必要となる衣服です...
...法衣の柄や色には様々な意味が込められています...
...墨染の法衣(ころも)のほかに蔽うものもないようじゃが...
芥川龍之介 「邪宗門」
...ヘマムシ入道の袈裟法衣(けさころも)...
内田魯庵 「犬物語」
...たゞ高原らしい風が法衣を吹いて通る...
種田山頭火 「行乞記」
...法衣に対して恥づかしくないか...
種田山頭火 「行乞記」
...改作・からりと晴れたる法衣で出かける追加二句みんな寝てしまつてゐるポストのかげがはつきり見おくるかげは見えない松むし鈴むし(樹明君に)八月十五日晴...
種田山頭火 「行乞記」
...法衣の洗濯、一年ぶりの垢を洗つた、敬君に理髪して貰ふ、さつぱりした...
種田山頭火 「行乞記」
...・暮れてなほ柿もいでゐる・明けるより柿をもぐ・柿をもぐ長い長い竿の空あるけば寒い木の葉ちりくる・秋のすがたのふりかつ(マヽ)てはゆく・ひとりの火がよう燃えます(改作)・法衣ぬげば木の実ころころ(〃)・更けてあたゝかい粥がふきだした夜をこめて落ちる葉は音たてゝあぶら虫にはとても好感は持てないけれど...
種田山頭火 「其中日記」
...どだい私は芸人の家に生れたものでは無く親は三縁山増上寺の法衣の御用を足して居りまして...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...白い法衣を重ねて...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...小説の第一幕から新発意(しんぼち)の法衣姿で...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...法衣(はふえ)を着て...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...婦人達はラスプーチンの法衣の裾に接吻しようと何人も踏みつぶされた...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...法衣(ころも)こそつけていないが...
吉川英治 「私本太平記」
...文覚(もんがく)俗を払い法衣(ほうえ)を飾るといえども悪行なお心にはびこり善苗(ぜんびょう)...
吉川英治 「親鸞」
...戒律(かいりつ)の法衣(ころも)に心をかためていた時よりも...
吉川英治 「親鸞」
...法衣(ころも)のすそを高くからげても...
吉川英治 「親鸞」
...破(や)れ法衣(ごろも)に高足駄を穿(は)き...
吉川英治 「親鸞」
...血しおのついている薙刀――手――法衣(ころも)の袂(たもと)を――急に浅ましい顔をしてながめた...
吉川英治 「親鸞」
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