...傘張法橋の豚犬児が...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...真智房法橋隆宣導師たり...
太宰治 「右大臣実朝」
...順徳院の建保五年に高野山第三十七世執行検校法橋上人位に擢(ぬき)んでられたというから...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...椙生(すぐう)の皇覚法橋(ほっきょう)の弟であって...
中里介山 「法然行伝」
...岡の法橋ともいわれていた...
中里介山 「法然行伝」
...法橋がそれを聴いて...
中里介山 「法然行伝」
...人口に普(あまね)くなった上右の慶雅法橋が御室(鳥羽院第五の皇子覚性法親王(かくしょうほうしんのう))の御前で...
中里介山 「法然行伝」
...当時の連歌の大宗匠法橋紹巴も時々公を訪れた...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...「上卿日野中納言、万延二年二月三日宣旨、磐安、宜叙法橋、奉蔵人右中辨兼左衛門権佐藤原豊房...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「上卿日野中納言、万延二年二月三日宣旨、法橋磐安、宜叙法眼、奉蔵人右中辨兼左衛門権佐藤原豊房...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」按ずるに初叙(しよじよ)の法眼は例が無いので、先づ法橋に叙し、同日に又法眼に叙せられたのであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...法橋(ほつけう)玄川寛政六年六月二十日法橋」である...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...信近はまだ法橋(ほっきょう)にはなっていなかったが...
山本周五郎 「おれの女房」
...皆「法橋何某」と銘打った結構な山車が数十本...
山本笑月 「明治世相百話」
...別当定遍(じょうへん)どのの代表と称せられる法橋殿(ほっきょうどの)にお目にかかり...
吉川英治 「私本太平記」
...切目の法橋(ほっきょう)との会見では...
吉川英治 「私本太平記」
...「されば――」と、助家はうけて「万が一、別当どのが怯(ひる)んで、朝廷方へお味方せぬばあいには、一味同心だけをすぐって、一船陣を作り、尊氏が兵庫へせまる日、かならずこなたは紀伊水道から摂津(せっつ)ノ沖へ出て、御加勢に加わりましょうと、その法橋どのは、かたく申しておりまいてござりまする...
吉川英治 「私本太平記」
...紀州の切目ノ法橋(ほっきょう)との連絡をもちつづけ...
吉川英治 「私本太平記」
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