...さながら恍惚とした法悦の輝きを...
芥川龍之介 「地獄變」
......
高村光太郎 「智恵子抄」
...法悦無上の美が此処にある...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...法悦なるものを喋々する作家の心事を疑う...
種田山頭火 「赤い壺(二)」
...私は無何有境の法悦を味ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...やがて法悦(ほうえつ)はついに堰(せき)を切って...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...つまり法悦的境地を欠くから...
中原中也 「詩壇への抱負」
...ドヴォルシャークの郷愁(ノスタルジア)に聴き入って涙するのはわれわれ音楽鑑賞者の最もよき法悦であり...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「法悦の詩」と「プロメテウス」はその代表作で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...そしてこの「法悦倶楽部」などという異常(アブ・ノルマル)な催しも...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...僕は突然法悦境を切断されてしまつた――さあ...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...私のその時の気持は明らかに「法悦」に入つたのでした...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...それは釣人のみが知る法悦境であらう...
正木不如丘 「健康を釣る」
...人間的幸福への憧憬や――つまり凡庸性の法悦へ向かっての...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...水たまりに日が写って居ると法悦に近いような喜びに胸を打れます...
宮本百合子 「「黄銅時代」創作メモ」
...得難い法悦の日であった...
吉川英治 「親鸞」
...法悦の日を送っているのを見ると...
吉川英治 「親鸞」
...彼らの法悦がいかに強く芸術的恍惚に彩(いろど)られているかの一点である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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