...松本法城(まつもとほうじょう)も――松本法城は結婚以来少し楽(らく)に暮らしているかも知れない...
芥川龍之介 「十円札」
...観音堂の法城が一まつの薄墨(うすずみ)をはいているほかはすべてこれ...
吉川英治 「江戸三国志」
...張魯の法城へのぼった...
吉川英治 「三国志」
...――法城を軍城として...
吉川英治 「私本太平記」
...旧(ふる)い法城に住む僧として今...
吉川英治 「新書太閤記」
...法城の誇りはたかい...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして、西国方面や堺(さかい)などから、鉄砲二千挺を購入したとか、一山の僧兵が、にわかに何倍にも殖(ふ)えたとか、塹壕(ざんごう)を坑(ほ)りぬいているとか、法城の武装化は、ちらちら聞えていたことでもあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...法城の清掃を措(お)いて――織田軍の行動はなし得ないし...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこには頑強な反信長の法城本願寺があって...
吉川英治 「新書太閤記」
...仏徒と闘い法城を焼き払っても...
吉川英治 「新書太閤記」
...巍然(ぎぜん)たる特異な法城を構えていた石山本願寺も...
吉川英治 「新書太閤記」
...「石山の法城を中心に...
吉川英治 「新書太閤記」
...法城の請取役(うけとりやく)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...天台千年の法城(ほうじょう)は...
吉川英治 「親鸞」
...高嶺(たかね)の法城は...
吉川英治 「親鸞」
...法城の鉄則を破ってまで...
吉川英治 「親鸞」
...おのずから法城の道徳だの...
吉川英治 「親鸞」
...新しい知識に信をかためて伝統の法城へ勇躍してのぼってゆく...
吉川英治 「親鸞」
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