...法名を授かるために受戒した...
...編み物の技法名。例:「細長い靴下を編んだ」...
...法名吸松斎宗全といふ茶人があつて...
薄田泣菫 「独楽園」
...互に法名を名のり合って見ると...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...早くすでに師弟の法名...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...法名を戒心とつけた...
中里介山 「法然行伝」
...そこには、かれの法名と、四十五歳五月生れと、はっきりと新しい位牌さえ収められてあった...
室生犀星 「蛾」
...父が法名を書いてくれた日を命日として...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...長が信美(のぶよし)、字(あざな)は文誠、法名称仙軒、季(き)が鎌吉である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...法名(ほうみょう)は千山宗及居士(せんざんそうきゅうこじ)と申候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...自分の法名を乞い...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...法名は禮嚴...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...法名と共に、書いてある月日...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...せっかく道誉という法名をいただいたことだし...
吉川英治 「私本太平記」
...あらためて法名“崇鑑(そうかん)”と称(とな)える...
吉川英治 「私本太平記」
...ただ一つのお気がかりとみえ……あわれ吾子(あこ)の崇鑑(そうかん)(高時の法名)が...
吉川英治 「私本太平記」
...こんなおみやげ一つにしてもさ」「世間で報恩寺の裴如海(はいにょかい)……また海闍梨(かいじゃり)ともいわれているお方ですね」「そんなむずかしい法名なんて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...果証院殿(くわしょうゐんでん)贈二品(ぞうにほん)雪庭大禅定尼(せつていだいぜんぢゃうに)ずいぶん長い法名だが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...細川家の中祖細川藤孝(ふじたか)(幽斎)の泰勝院徹宗玄旨(たいしょういんてっそうげんじ)の法名から取ったものであるが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...法名も下さいません...
吉川英治 「宮本武蔵」
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