...ある時ボストンへ出掛けて行つてホテルへ泊ると...
薄田泣菫 「茶話」
...どこへ泊るの?」「そんな事...
太宰治 「故郷」
...私、泊るわ...
太宰治 「断崖の錯覚」
...「泊る...
太宰治 「道化の華」
...今夜はボクチンに泊ることが出来た...
種田山頭火 「行乞記」
...その為替を持つて街へ出かける、そして払へるだけ払ひ、買へるだけ買ふ、例によつて湯田温泉へ、たまつた垢を洗ひ流す、ゆつくり飲んで、例の宿に泊る、愉快々々、上出来々々々、万歳々々(此費用弐円あまり)...
種田山頭火 「其中日記」
...泊る、東京から小さいお客さんが数人来てゐてうるさかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...泊ることが出来た...
種田山頭火 「旅日記」
...一晩泊るつもりだったのが...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...俺(おい)らの泊る家じゃねえや」米友は今夜泊るべき宿屋を探しているものと見えます...
中里介山 「大菩薩峠」
...今日はここで泊る...
中里介山 「大菩薩峠」
...池袋に泊るところがあるから...
林芙美子 「浮雲」
...十時に終って宿へ引返し、朝七時の列車に乗れば、十時二十五分に着くときいて、住吉屋へ泊る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一晩だけ泊るわよ...
室生犀星 「命」
...「ばあさんは泊るつもりで...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...湯治客の泊る棟で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...叶って私の泊る事になった寺は殆んど廃寺にちかい荒寺で...
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」
...そして何処に泊るも同じだからこの思いもかけなかった小さな港に一夜を明すも面白かろうと心にきめた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??