...東信の空小舎を借りて一泊するのにも...
石川欣一 「可愛い山」
...今後この小屋で休泊するものは...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...広い海の上を漂泊することの好きな蟹に「おきぐらぷすす」がある...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...とのことであったので私も同行して宮島に一泊することになったのであった...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...強い東風を避ける時には必ずこの港にはひつて仮泊する事になつてゐたといふ...
太宰治 「津軽」
...以前から馴染(なじ)みのある家に往って滞泊することにした...
近松秋江 「狂乱」
...三年原稿の製作を口実にして随意に外泊することはもう珍しくはない...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...あいつがおれをおっぽり出して外泊するなんてえことは...
中里介山 「大菩薩峠」
...漂泊するたびに月給が上がったらどうだろう...
夏目漱石 「野分」
...もう一泊する様に切にすすめられた...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
...今日は船津に一泊するより外はあるまいといふことであつた...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...孤獨な環境の海に漂泊する船の羅針が...
萩原朔太郎 「宿命」
...三日は滞泊するらしいというのだ...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...その夜は宿泊することにして尊い声の出る僧たちに経を読ませて遊び明かした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...又海船の来り泊するあり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一つはその当地で宿泊するか...
横光利一 「頭ならびに腹」
...こんな事なら初めから此地に一泊する予定にして...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...宿泊する部落まで行くと...
吉川英治 「新書太閤記」
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