例文・使い方一覧でみる「況や」の意味

...況や一条龍吐水の水をや... 況や一条龍吐水の水をやの読み方
芥川龍之介「文部省の仮名遣改定案について」

...あらゆる状況や事件を心にとめた... あらゆる状況や事件を心にとめたの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース　Edward Sylvester Morse 石川欣一訳「日本その日その日」

...況や一縷の望を掛けて居るものならば... 況や一縷の望を掛けて居るものならばの読み方
伊藤左千夫「水害雜録」

...事件当時の状況や... 事件当時の状況やの読み方
大阪圭吉「あやつり裁判」

...まずこの日記の発見された当時の情況や... まずこの日記の発見された当時の情況やの読み方
橘外男「令嬢エミーラの日記」

...その割れ目の状況や雪の固まりぐあいなどが如実に看取されるのである...
寺田寅彦「映画雑感（１［＃「１」はローマ数字、1-13-21］）」

...出版界の景況やらを聞かせてくれる... 出版界の景況やらを聞かせてくれるの読み方
永井荷風「来訪者」

...況や、風俗は異つてゐるに於てをや... 況や、風俗は異つてゐるに於てをやの読み方
中原中也「詩と其の伝統」

...況や、民（たみ）のほねをくだける白米（しらよね）、人の血をしぼれる如（ごと）くなるふるさけを、佛（ほとけ）法華經（ほけきやう）にまいらせ給へる女人（によにん）の、成佛得道疑べしや... 況や、民のほねをくだける白米、人の血をしぼれる如くなるふるさけを、佛法華經にまいらせ給へる女人の、成佛得道疑べしやの読み方
長谷川時雨「尼たちへの消息」

...況や之を院落玉砌に移し行ふに至りては... 況や之を院落玉砌に移し行ふに至りてはの読み方
原勝郎「鞦韆考」

...況や事を起して之と戰ふに於てをや... 況や事を起して之と戰ふに於てをやの読み方
福澤諭吉「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」

...況や箸以上の事物に於てをや... 況や箸以上の事物に於てをやの読み方
福沢諭吉「帝室論」

...況や其古學流の中にも... 況や其古學流の中にもの読み方
福沢諭吉「帝室論」

...況や家道は日に傾いて... 況や家道は日に傾いての読み方
二葉亭四迷「予が半生の懺悔」

...況や沙門喬答摩（ゴータマ）（佛の事）其親族を王に誅盡されたから... 況や沙門喬答摩其親族を王に誅盡されたからの読み方
南方熊楠「詛言に就て」

...まして況や新しき村に... まして況や新しき村にの読み方
水上瀧太郎「貝殼追放」

...況や此を以て確証とすべきではあるまい... 況や此を以て確証とすべきではあるまいの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...小牧における御戦況やら... 小牧における御戦況やらの読み方
吉川英治「新書太閤記」

「況や」の読みかた

「況や」の書き方・書き順

いろんなフォントで「況や」