...もう少し治るのを待たねばならない...
海野十三 「地球発狂事件」
...私には今のところそれを退治るいい工夫が浮(う)かばん...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...私のはもう治るよ...
田山花袋 「田舎教師」
...いまにぢきに治る……...
田山花袋 「道綱の母」
...無論治る事はきっと治ると思ってみたが...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...少しの病気位は頭の力で治るものです...
豊島与志雄 「愚かな一日」
...そのうちには治るでしょう...
豊島与志雄 「子を奪う」
...百中とは病氣が何でも皆治るといふことだなどゝ解釋して居る...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...ほかの病気でも瘧と書いて願いさえすれば治る...
中里介山 「大菩薩峠」
...まだ治る気でいるようだな」と兄が私にいった...
夏目漱石 「こころ」
...上森がエフェドリンといふ薬を飲めばすぐ治ると言ふので取り寄せて飲む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そのうち歯が痛くなり、土橋の寺木歯科へ寄り、薬つけると、やっぱりえらいもので、すぐ治る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...だが引きつりは治るだろう...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...「どうすれば治るんでせう...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...子供の咳の病が治るように...
柳田國男 「日本の伝説」
...嫁にゆくあてができればそれだけで治る...
山本周五郎 「季節のない街」
...病気が治ると思うのは迷信だからね...
山本周五郎 「季節のない街」
...「夏に出た中風は霜がくれば治るものだ」そう云う人が多いので...
山本周五郎 「柳橋物語」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??