...「これははなはだもって油断ならぬ性格の人物です...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...何か油断ならぬものを感じさせる...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...恐ろしく気味悪く油断ならぬ小僧と指さゝるゝはては...
樋口一葉 「琴の音」
...成程これは余分なルーブルをポケットに入れている人間にとっては油断ならぬ空間的...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...油断ならぬぞという目顔で通すのである...
吉川英治 「黒田如水」
...初めは油断ならぬ者と思われたが...
吉川英治 「私本太平記」
...油断ならぬみかど」と...
吉川英治 「私本太平記」
...父上へよろしくなどと」「いやその世辞が油断ならぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...――その足利こそ油断ならぬ者だ...
吉川英治 「私本太平記」
...大友具簡(ぐかん)らの油断ならぬ老武族のこころをもよくつかんで...
吉川英治 「私本太平記」
...油断ならぬことには――総領の曾塗(そうと)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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