...蘆(あし)の枯れ葉が日を浴びて立つ沮洳地(そじょち)のような平地が目の前に広がっていた...
有島武郎 「或る女」
...これより以前から文学に絶望して衣食の道を他に求めるべく考えていたのがこの不快な絶望にいよいよ益々沮喪(そそう)して断然文学を思切るべく決心した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...もとは沮洳の地にて...
大町桂月 「白河の七日」
...沮洳蘆荻のみなりし地に...
大町桂月 「東京の近郊」
...却つてその勇氣を沮喪させて...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...幾たびか沮喪(そさう)せり...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...幕府これを沮(はば)みしがために...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...いささか勇氣沮喪したかに見うけられた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...見るまでもなく沮喪したもので...
牧野信一 「わが生活より」
...餘り多くの注文を持ちこむで其鋭氣を沮むは...
八面樓(宮崎湖処子) 「泉鏡花作『外科室』」
...彼は沮喪しないようにと激しく闘争しました...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...この間に処して意気沮喪(そそう)することもなく...
森鴎外 「渋江抽斎」
...国民が意気沮喪して悲哀に陥った時復興の萌(きざ)しを見出して希望を預言する...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
...九州の牟田の沮洳(そじょ)を意味することは引証にも及ぶまいが...
柳田國男 「地名の研究」
...沮授はいう...
吉川英治 「三国志」
...士気を沮喪(そそう)させましょう」と...
吉川英治 「私本太平記」
...城兵の士気はまったく沮喪(そそう)し...
吉川英治 「新書太閤記」
...もっとも父にはもうこの逆境から脱しようとする闘志も全く沮喪(そそう)していた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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