...一度失敗したがために元気沮喪(そそう)し...
大隈重信 「現代学生立身方法」
...人為的に沮止(そし)され方途に迷うて彷徨(ほうこう)しつつある観を呈している...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...何かしらそれを引き止める心理作用があって私の勇気を沮喪(そそう)させるのであった...
寺田寅彦 「蓄音機」
...いささか勇氣沮喪したかに見うけられた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...初めて同じような沮喪の感覚を学びました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...鬼面に脅かされきらずに沮喪の感覚をもってゆけることは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...寺内の墓地は半ば水に浸されて沮洳(しよじよ)の地となり...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...過去の世界が煩悶(はんもん)と懐疑と沮喪(そそう)とに満たされ...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...極度に沮喪(そそう)させたことはいうまでもない...
吉川英治 「黒田如水」
...すっかり意気を沮喪(そそう)させてしまった...
吉川英治 「三国志」
...沮授は田豊と共に...
吉川英治 「三国志」
...沮授がわしを惑わせたため...
吉川英治 「三国志」
...沮授の背から胸まで射ぬいてしまった...
吉川英治 「三国志」
...それに「忠烈(ちゅうれつ)沮君之墓(そくんのはか)」と碑(ひ)にきざませた...
吉川英治 「三国志」
...また沮授(そじゅ)の子の沮鵠(そこう)という者を大将として...
吉川英治 「三国志」
...そこは臨沮(りんしょ)の小道といって...
吉川英治 「三国志」
...ともすると却って寄手の方に生じて――それは著(いちじる)しく士気を沮喪(そそう)せしめることがある...
吉川英治 「新書太閤記」
...一行の元気を沮喪(そさう)せしめんとしたる人なれ共...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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