例文・使い方一覧でみる「沫」の意味


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...荒れ模様の海は薄明りの中に絶えず水(しぶき)を打ち上げてゐた...   荒れ模様の海は薄明りの中に絶えず水沫を打ち上げてゐたの読み方
芥川龍之介 「或阿呆の一生」

...恐しい泡を磯際にぶつけてゐる...   恐しい泡沫を磯際にぶつけてゐるの読み方
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「椰子の樹」

...雨の飛も延々うねる波濤としか思われない...   雨の飛沫も延々うねる波濤としか思われないの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」

...水(しぶき)と一緒に冷たい風が...   水沫と一緒に冷たい風がの読み方
徳田秋声 「足迹」

...一寸した飛でも...   一寸した飛沫でもの読み方
豊島与志雄 「操守」

...哲学者が称号の余(よまつ)とでも呼びそうなものを...   哲学者が称号の余沫とでも呼びそうなものをの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...いかなる泡のような現象でも...   いかなる泡沫のような現象でもの読み方
中井正一 「美学入門」

...軈(やが)て飛(しぶき)を作物(さくもつ)の下葉(したば)に蹴(け)つて...   軈て飛沫を作物の下葉に蹴つての読み方
長塚節 「土」

...血飛のあとを超えて艶めきます...   血飛沫のあとを超えて艶めきますの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...飛(しぶき)がかかるどころではない...   飛沫がかかるどころではないの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...そこでは飛(しぶき)を立ててふりだしているかとおもわれる...   そこでは飛沫を立ててふりだしているかとおもわれるの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...また果(は)かなく少女時代の夢のように泡立つ泡は新たに甦る私の前歯とはならないか...   また果かなく少女時代の夢のように泡立つ泡沫は新たに甦る私の前歯とはならないかの読み方
宮本百合子 「海辺小曲(一九二三年二月――)」

......   の読み方
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」

...ハダカの石鹸をコスリ付けて泡(あわ)を山のように盛り上げながら...   ハダカの石鹸をコスリ付けて泡沫を山のように盛り上げながらの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...私は潮飛(しおしぶき)を浴びながら甲板の突端(トップ)に掴まって...   私は潮飛沫を浴びながら甲板の突端に掴まっての読み方
夢野久作 「幽霊と推進機」

...滔天(とうてん)の飛(しぶき)をついてこの船を追っている...   滔天の飛沫をついてこの船を追っているの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...吼(ほ)え哮(たけ)ぶ飛(しぶき)や...   吼え哮ぶ飛沫やの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...私は飛(しぶき)を浴びながらS―君の帽子を耳までも深く被って全身に力をこめながら立っていた...   私は飛沫を浴びながらS―君の帽子を耳までも深く被って全身に力をこめながら立っていたの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「沫」の読みかた

「沫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「沫」

「沫」の英語の意味

「なんとか沫」の一覧  


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