...それは愛の作用を没我的でなければならぬと強言する愛他主義者としてはあるまじきことだといわねばならぬ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...個性が充実して他に何の望むものなき境地を人は仮りに没我というに過ぎぬ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...捨身没我の風光...
種田山頭火 「其中日記」
...没我的――東洋的――素直な生き方...
種田山頭火 「其中日記」
...全幅の服従と絶対の没我とをもって...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...山頂にあって没我的な生活を夢み...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...私には他の例で実にそういう没我の確乎性を実感せしめられているわけですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...古作品の美は没我の美である...
柳宗悦 「工藝の道」
...後者は民衆の道、無心の道、没我の道...
柳宗悦 「工藝の道」
...奉仕は没我的心においてのみ完くされる...
柳宗悦 「工藝の道」
...彼らの美は没我(ぼつが)の美であった...
柳宗悦 「工藝の道」
...この没我が彼を美の浄土に導いたのである...
柳宗悦 「工藝の道」
...没我(ぼつが)の世界にのみ現れるのと同じである...
柳宗悦 「工藝の道」
...まったくあの没我のひとときの感覚の方がはるかに喜びを失わぬという奇妙な現象について――まったくそれにぶつかってみて初めて夢を夢とは信ぜられぬ理知について...
横光利一 「旅愁」
...仕事への熱中と没我から...
吉川英治 「新書太閤記」
...没我、無我、身なく、古今なく、思わず長い夜も忘れる」「お燈(あかり)が持ちませぬので、さだめし、読書にも暗うて、ご難儀でござりましたでしょう」「いや、この真如(しんにょ)の月と、この雪明りとに向えば、盲心も、眼(まなこ)をひらく心地がする」「夕のお斎(とき)をさしあげましょうか」「そうそう、忘れていた、わしはまだ夕餉(ゆうげ)をいただいていなかったの...
吉川英治 「親鸞」
...没我の愛が人間においていかに困難であるかを知っていたからである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...人間の没我の愛を力説するのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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