...ウィリアム・シェイクスピアのペンネームとして「沙翁」という名前がある...
...「沙翁」は日本語におけるシェイクスピアの代名詞としても使われる...
...「沙翁」を研究している学者も多く、著作や論文がある...
...劇団や演劇関係者が「沙翁劇」などの公演を行うことがある...
...「沙翁時代」という言葉が、シェイクスピアが活躍した時代を指すことがある...
...若し沙翁(さをう)の『ハムレツト』を読んで...
石川啄木 「閑天地」
...果して沙翁自身が書いたものかどうかといふ...
薄田泣菫 「茶話」
...」銀行家は沙翁が一目見たらほしがりさうな葉巻に火をつけながら...
薄田泣菫 「茶話」
...沙翁(さおう)の「ハムレット」の註釈書でもなし...
太宰治 「新ハムレット」
...沙翁の「ハムレット」から拝借して...
太宰治 「新ハムレット」
...沙翁を語るためにハムレットを語るならばハムレットは per accidens に取り扱われる...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...余は日本人の演ずる沙翁(さおう)劇を観る事を欲せず亦日本語のオペラを聴く事を避けんとするものなり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...そうしてアーノルドの論文と沙翁(さおう)のハムレットを買ってくれた...
夏目漱石 「永日小品」
...沙翁(さおう)の専門学者であると云うことが...
夏目漱石 「永日小品」
...また沙翁を引き合に出す...
夏目漱石 「作物の批評」
...読者は沙翁(さおう)の悲劇マクベスを知っているだろう...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...最初のは沙翁(さおう)の句で...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...してみると沙翁の句は一方において時間を煎じつめ...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...そうしてこの双眼鏡の度を合わしてくれるのがすなわち沙翁なのであります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...図書館には沙翁(さおう)全集があった...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...島村抱月は『沙翁の墓に詣づる記』のなかに、エボン河の舟遊びの事を書いてゐたが、舟中、同乗の紳士淑女と、沙翁の噂をし、互ひに、沙翁の人と作品に関する感想を語り合ひ、抱月自身「東洋の紳士」と呼びかけられたことも書かれてあつた...
正宗白鳥 「幼少の思ひ出」
...沙翁はこれらに基づいて件(くだん)の語を捻(ひね)り出したものだろう...
南方熊楠 「十二支考」
...沙翁の戯曲『マッチ・アズー・アバウト・ナッシング』のビートリース女の話中に出る『百笑談(ハンドレット・メリー・テールス)』てふは逸書で世に現われなんだところが...
南方熊楠 「十二支考」
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