...直(すぐ)に女魚(めな)男魚(をな)掘(ほり)のけたる沙石(しやせき)を左右より尾鰭(をひれ)にてすくひかけて(こ)を埋(うづ)む...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...かの瓶(かめ)にうつしたるはらゝごを沙石(しやせき)のまゝさけのうみつけたる如くになしおき...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...沙石集に入水往生した僧のことを載せている...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...『大和本草』に四国に狐なしというが『続沙石集』に四国で狐に取り付かれた話を載す...
南方熊楠 「十二支考」
...『沙石集』などに...
南方熊楠 「十二支考」
...『沙石集』に叡山の二僧相約して...
南方熊楠 「十二支考」
...『沙石集』の説に近い...
南方熊楠 「十二支考」
...愛執に依って蛇となったは、『沙石集』七に、ある人の娘鎌倉若宮僧坊の児(ちご)を恋い、死んで児を悩死せしめ、蛇となって児の尸(しかばね)を纏(まと)うた譚あり...
南方熊楠 「十二支考」
...『沙石集』を読んで知れる...
南方熊楠 「十二支考」
...『沙石集』『因果物語』等に馬を虐待してその霊に苦しめられた譚多い...
南方熊楠 「十二支考」
...仏これを聞いて、この居士は宿命通を以て六群比丘が昔鶏と烏の間の子たりしを見通しかく説いたのじゃと言うた(『摩訶僧祇律(まかそうぎりつ)』三四)、『沙石集』三に、質多居士は在俗の聖者で、善法比丘てふ腹悪き僧、毎(つね)にかの家に往って供養を受く、ある時居士遠来の僧を供養するを猜(そね)み、今日の供養は山海の珍物を尽されたが、ただなき物は油糟(あぶらかす)ばかりと悪口した...
南方熊楠 「十二支考」
...『沙石集』等に茶の徳を数えた所はあれど十の数に足らず...
南方熊楠 「十二支考」
...桑門虚舟(きょしゅう)子の『新沙石集(しゃせきしゅう)』四に...
南方熊楠 「十二支考」
...せぬは仏で(『沙石集』四の二)...
南方熊楠 「十二支考」
...『今昔物語(こんじゃくものがたり)』や『沙石集(しゃせきしゅう)』に...
柳田国男 「海上の道」
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柳田国男 「海上の道」
...話を集めた古事談とか著聞集とか沙石集とかいう類ですら...
柳田國男 「書物を愛する道」
...即『宇治拾遺物語』『十訓抄』『寶物集』『沙石集』『古今著聞集』『古事談』等に本書から採られてゐる話が少くないし...
和田萬吉 「父兄の方々に」
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