...沖天(ちゅうてん)の勢(いきおい)を以て陸に向って押しよせる時は...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...沖天の雄志躍々として禁(た)ふる能はず...
高山樗牛 「人生終に奈何」
...国民の意気また沖天(ちゅうてん)の概があったが...
太宰治 「惜別」
...沖天(ちゅうてん)の意気を以てわが家に駈け込み...
太宰治 「トカトントン」
...さながらシノンの野におけるジャンヌ・ダルクのごとく意気沖天の概(おもむき)があった...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...警視総監を伴った大槻局長が怒気沖天の勢いで足音も荒々しく入って来た...
久生十蘭 「魔都」
...月が沖天に昇り、まさに清涼爽快、椰子の幹高く連る中を疾駆する...
横光利一 「欧洲紀行」
...沖天の大志を抱いておる者だが...
吉川英治 「三国志」
...士気すでに沖天(ちゅうてん)...
吉川英治 「新書太閤記」
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