...彼は沈毅な人物で、冷静に状況を分析することが得意だ...
...沈毅さを持って行動すれば、上司や同僚からの信頼も得られるだろう...
...彼女の沈毅な判断により、大きな事故を防ぐことができた...
...彼の沈毅さが、危機的状況下でチームメンバーを救った...
...相手の攻撃にも沈毅に対処することができ、大勝利を収めた...
...意外にも状貌(じょうぼう)魁偉(かいい)なる重厚沈毅(ちんき)の二葉亭を迎えて一見忽ち信服してしまった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...哲学者風の重厚沈毅(ちんき)に加えて革命党風の精悍剛愎が眉宇(びう)に溢(あふ)れている状貌(じょうぼう)らしく考えていた...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...沈毅な容貌に釣合う錆(さび)のある声で...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...沈毅な二葉亭の重々しい音声と...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...その上に重厚沈毅な風に加えて...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...重厚沈毅な大山将軍ですらが丁髷(ちょんまげ)の鬘に裃(かみしも)を着けて踊り出すという騒ぎだ...
内田魯庵 「四十年前」
...いかにも沈毅英邁(ちんきえいまい)な豪傑の相たるに背(そむ)かない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...沈毅(ちんき)にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...真に沈毅にして、勇敢にして、忠実なる犬は、二人の主というものを知らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...かつてハメなどをはずしたことのない沈毅冷静なパパが...
久生十蘭 「だいこん」
...高潔沈毅(ちんき)な鼻の表現に万軍の信頼を集めつつ...
夢野久作 「鼻の表現」
...黙々としていても眼光が鋭く、沈毅重厚、自ら他を圧するところがある...
横光利一 「欧洲紀行」
...故人の狂※と沈毅と凝(こ)り性(しやう)とが其(それ)等にも窺はれた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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