...時どき蒙陰(もういん)県と沂水(ぎすい)県の間を旅行した...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿繊」
...この蓮花池は本(も)とドブ溜だつたが、雨夜忽ち蓮花が生じ香を放ち、又、其葉や莖を風が吹く聲を聞たと云ので、決して花が開く音を指たでなく、集成同卷に、青州府志、蓮花池在二玉交里中一、莽蕩無レ際、青萍環覆、紅碧交加、蓮蕊爭レ勝、爛漫如レ霞、然乍有乍沒、兆二沂之盛衰一、或疑三其有二靈氣一云と云ると等しく云はゞ蓮の幽靈だ...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...春沂(しゆんき)を生んだのは此女ではない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...即ち春沂(しゆんき)の母である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...春沂は此年の武鑑に「寄合御医師...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...沂都路(ぎとろ)へ...
吉川英治 「三国志」
...韓暹を沂都(ぎと)へ...
吉川英治 「三国志」
...それは泗水河(しすいが)と沂水河(ぎすいが)に堰を作って...
吉川英治 「三国志」
...襄陽(じょうよう)(漢口より漢水上流へ二百八十粁)覇陵橋(はりょうきょう)(河南省・許州)東嶺関(とうれいかん)(河南省許州より洛陽への途中)沂水関(ぎすいかん)(洛陽郊外)滑州(かっしゅう)(黄河渡口)「よくも...
吉川英治 「三国志」
...いまでも沂水(きすい)県の西門外で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...沂州沂水県ノ産ニシテ……「な...
吉川英治 「新・水滸伝」
...沂嶺を越えて来たって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...沂嶺(きれい)の大虎二匹...
吉川英治 「新・水滸伝」
...しかも西蕃流撃剣の達人として沂州では評判な男であった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...沂嶺(きれい)越えの向うにある県城の町へひきあげて行った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...沂嶺(きれい)の虎の間違いだろう」「うんにゃ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...三日目にはもう沂水(きすい)県の境に入り...
吉川英治 「新・水滸伝」
...沂(き)(水の上)に沿(そ)(浴)い舞(ぶう)(の下)に風(いた)り詠じて帰らん...
和辻哲郎 「孔子」
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